【POG】直線外から脚を伸ばしてダンツペンダント差し切り…阪神新馬

2月27日(土)、1回阪神1日目4Rで3歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・ダンツペンダント(牝3、栗東・本田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.5(良)。

2着には2馬身半差で9番人気・イエスペガサス(牝3、栗東・崎山厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・シルヴァーバレット(牡3、栗東・五十嵐厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサウンドウィケット(牡3、栗東・佐藤正厩舎)は5着に敗れた。

かなりばらついたスタートとなり馬群は序盤から縦長に。先手を主張していくのは人気のサウンドウィケット。外からはメイショウホウゲツとゴールデンビューチもこれに加わり先行集団は3頭。4番手にカーラーグルが追走し、それを内からダンツペンダントが交わしていく。シルヴァーバレットはその後ろ、6番手のうちからレースを進め、イエスペガサスは8番手の外につける。
直線に入るとサウンドウィケットがリードを広げにかかるが、3、4コーナーで一気に押し上げていったイエスペガサスがこれを捕らえて先頭。その外から、勝負どころでは手応えの良くなかったダンツペンダントが一気に追い込み先頭に並びかける。苦しくなったサウンドウィケットは後退し、内から脚を伸ばしてシルヴァーバレットが3番手に浮上。前はダンツペンダントがイエスペガサスを交わし、先頭でゴールに飛び込んだ。

勝ったダンツペンダントはオレハマッテルゼの産駒。同産駒はこの世代5頭目の勝ち上がりとなり、ダートで勝利を挙げたのは2頭目。祖母は96年阪神3歳Sで2着に入ったシーズプリンセスという事もあり、芝のレースでも活躍が期待される。
馬主は山元哲二氏、生産者は浦河町の谷川牧場。馬名の意味由来は「冠名+首飾り」。

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ダンツペンダント
(牝3、栗東・本田厩舎)
父:オレハマッテルゼ
母:ノースプリンセス
母父:アジュディケーティング

ダンツペンダント

ダンツペンダント

ダンツペンダント


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