【POG】ヒカリトップメモリが鋭い末脚で差し切りV…中山新馬

2月28日(日)、2回中山2日目3Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気・ヒカリトップメモリ(牝3、美浦・池上弘厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.7(良)。

2着には1馬身半差で7番人気・メリートーン(牝3、美浦・上原厩舎)、3着にはハナ差で1番人気・シャインスプライト(牡3、栗東・本田厩舎)が続いて入線した。

ヒカリトップメモリが好スタートも、内からメリートーン、更に勢いの付いたシャインスプライト先団に取り付いてこの馬がハナを主張。この3頭の後ろ、内ラチ沿いをサンボルドー、外をクールミューオン、オイヌサマが続いて先行集団を形成。ダイワトラストは中団の前めを追走し、馬群は縦長となってレースは進む。
先団がひと塊のまま、コーナーワークでシャインスプライトが先頭で直線に入る。その外をピタリとメリートーンが付けて叩き合いに持ち込むが、3番手からグイグイと脚を伸ばすヒカリトップメモリが前の2頭を捕らえ、最後はねじ伏せるようにゴール。際どくなった2着争いはシャインスプライトがハナ差メリートーンを抑えた。

勝ったヒカリトップメモリは、母、姉がともに新馬勝ちしている仕上がり早の血統。この馬も攻めの良さを実戦で生かして鮮やかな差し切り勝ちを決めた。
馬主は株式会社ヒカリクラブ、生産者は新ひだか町の服部牧場。馬名の意味由来は「冠名+一番の記憶」。

1着 ヒカリトップメモリ(戸崎騎手)
「初戦から上手なレース。センスがいいですよ。追ってしゅっと脚を使えました。まだ良くなりますし、将来が楽しみです」

3着 シャインスプライト(C・ルメール騎手)
「とても乗りやすい。道中の感触も良かった。ただ、まだ太いからね。ラスト100mで苦しくなった。使って良くなるよ」

4着 ダイワトラスト(柴田善騎手)
「まだ子供っぽいよ。スタートしてふわふわしたし、直線も逃げようとした。走りは悪くないから、走るほうへ気持ちが向けば」

5着 クールミューオン(吉田豊騎手)
「外枠だったので、ロスが多かった。いい馬だし、これから変わってくる」

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ヒカリトップメモリ
(牝3、美浦・池上弘厩舎)
父:ハービンジャー
母:ヒカリマーガレット
母父:フレンチデピュティ

ヒカリトップメモリ

ヒカリトップメモリ

ヒカリトップメモリ

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