【阪神大賞典】良血開花!シュヴァルグランが重賞初制覇!

3月20日(日)、1回阪神8日目11Rで第64回阪神大賞典(G2)(芝3000m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・シュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:05.8(良)。

2着には2馬身半差で4番人気・タンタアレグリア(牡4、美浦・国枝厩舎)、3着には3馬身差で3番人気・アドマイヤデウス(牡5、栗東・橋田厩舎)が続いて入線した。
なお、勝ったシュヴァルグランには5/1に行われる天皇賞(春)(G1)の優先出走権が与えられる。

発走は五分で、まずカレンミロティックが押してハナを主張。そのあとアドマイヤデウス、トーホウジャッカル、タマモベストプレイ、マイネルメダリストらが差がなく続き, 集団のまま1周目の3、4コーナーを過ぎる。スタンド前に入ると逃げるカレンミロティックが2番手以降との差を広げにかかり、2番手集団は徐々にバラけ始め、少頭数のレースにしては縦長の展開となった。だが、向正面中間を過ぎた辺りのところでトーホウジャッカルがポジションを上げていき、各馬もそれに合わせてペースを上げたためカレンミロティックのリードが無くなっていき、3コーナーを過ぎたところでは集団に吸収される。3、4コーナー中間に差し掛かるとシュヴァルグランが進出を開始。先頭を射程圏内にとらえたところで直線へ。
直線に入ると早々とシュヴァルグランが先頭に立つ。共に進出を開始したタンタアレグリアが追いすがるも、切れ味が勝るシュヴァルグランが引き離していく。最後はタンタアレグリアに2馬身半差をつけ快勝した。

勝ったシュヴァルグランは姉にヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナがおり、デビュー前から期待されていたが、デビュー2戦目で初勝利を挙げて以降、出世に手間取り結局クラシック競走に出走できなかった。だが、休養明け2戦目の500万下戦を勝ち上がると1000万下、準オープンのオリオンSと3連勝。前走の日経新春杯では惜しくも2着だったが、今回はまだ掲示板を外していない阪神競馬場で重賞初制覇を飾った。
馬主は佐々木主浩氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「偉大な馬(仏)」。

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シュヴァルグラン
(牡4、栗東・友道厩舎)
父:ハーツクライ
母:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
通算成績:12戦5勝
重賞勝利:
16年阪神大賞典(G2)

シュヴァルグラン

シュヴァルグラン

シュヴァルグラン


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