【ドバイターフ】悲願のG1Vへスティール矢作師「適性は心配していない」

23日、ドバイターフ(G1)の追い切りがドバイ・メイダン競馬場で行われた。

前走、中山記念3着で、悲願のG1Vに燃えるリアルスティール(牡4、栗東・矢作厩舎)は、芝コースで最終追い切りを行い、手綱をとったR.ムーア騎手が軽く仕掛けると機敏に反応して3F41.8-12.1秒をマークした。

愛馬の軽快な動きに矢作芳人調教師は「昨年、そして前回のレースではドゥラメンテやアンビシャスといった強敵に敗北を喫してしまったが、ここでは彼等がいない以上リアルスティールが勝つチャンスは当然あると思っています」とコメント。

現地入りしてからも順調に予定をクリアし、日ごとにデキも上昇。「日本にいた時は馬房でナーバスな状態にあったが、ドバイに来てからはリラックスしており状態は良好です。適性についても、サンデーサイレンス系を中心として日本の馬は芝を得意としているし、ドバイターフも同じ条件であると思っている。心配はしていません」と自信を持って大一番に挑む。

リアルスティール

▲現地での会見に臨んだ矢作芳人調教師