トピックスTopics
【皐月賞】3強撃破!鋭く伸びたディーマジェスティが差し切り1冠奪取!
2016/4/17(日)
4月17日(日)、3回中山8日目11Rで第76回皐月賞(G1)(芝2000m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の8番人気・ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.9(良)。2着には1馬身1/4差で3番人気・マカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。
戦前の予想通り、リスペクトアースが押して先手をとる。その後ろにはなんとリオンディーズ。ミルコ・デムーロ騎手は、今日は2番手というポジションを選択した。直後にアドマイヤモラール、マウントロブソン、ジョルジュサンクがつけ、エアスピネルは6番手で虎視眈々と先行勢を見ながら進む。少し間が開いて、アドマイヤダイオウとドレッドノータスが続き、1番人気に支持されたサトノダイヤモンドは9番手追走。ディーマジェスティは後方6番手から3コーナーで徐々に進出していき、マカヒキは後方4番手。
3コーナーに入るところでリオンディーズが早くも先頭。後続の17頭を引き連れて直線に入る。追い上げてくるのはエアスピネルとサトノダイヤモンド。2頭がリオンディーズに並びかけ、この3頭の争いになるかと思われたところに、外からディーマジェスティが一気に末脚を伸ばして追い込む。その後ろからはマカヒキも懸命に追い込んで2番手に上がるが、突き抜けたディーマジェスティが先頭でゴールに飛び込んだ。
勝ったディーマジェスティはディープインパクト産駒。皐月賞をディープインパクト産駒が制するのはこれが初めてで、しかも今回は同産駒が馬券圏内を独占する形となった。共同通信杯からのローテーションというのは、昨年のドゥラメンテと同様。圧倒的な強さを見せた、昨年の覇者を彷彿とさせる爆発的な末脚。鞍上・蛯名正義騎手の悲願のダービー制覇が、いよいよ見えてきた。
馬主は嶋田賢氏、生産者は新ひだか町の服部牧場。馬名の意味由来は「父名より+威厳」。
皐月賞の結果・払戻金はコチラ⇒
ディーマジェスティ
(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ディープインパクト
母:エルメスティアラ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:5戦3勝
重賞勝利:
16年皐月賞(G1)
16年共同通信杯(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/4/26(金) 馬術大会に出場します!!【高田潤コラム】
- 2024/4/26(金) 土日ともに京都で騎乗!天皇賞・春はドゥレッツァ、ユニコーンSはミッキーファイトとコンビ【戸崎圭太コラム】
- 2024/4/26(金) 【天皇賞・春】4戦続けてG1競走1~3着ズバリ!神予想連発アンカツの「戸崎圭太ドゥレッツァ」評
- 2024/4/26(金) 自厩舎の愛馬モアニとオークスの切符を掴みにスイートピーSに挑む!【永島まなみコラム】
- 2024/4/26(金) 【天皇賞・春】皐月賞は7番人気コスモキュランダ推奨!「出走させる側」の視点で浮上する狙い馬
- 2024/4/25(木) 力を引き出せるように頑張ります【柴田大知コラム】
- 2024/4/26(金) 【天皇賞・春】過去10年で該当馬9勝!超シンプルに絞り込める「激アツ条件」とは
- 2024/4/26(金) 【青葉賞】ワイド3連複1点買いで狙える!?馬券率7割「神パターン」に該当した2頭