1番人気に応えてモンドインテロが差し切り…メトロポリタンS

4月23日(土)、2回東京1日目10RでメトロポリタンS(芝2400m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・モンドインテロ(牡4、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:26.2(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・タマモベストプレイ(牡6、栗東・南井厩舎)、3着には2馬身半差で6番人気・フレージャパン(牡7、栗東・森厩舎)が続いて入線した。

スタートはほぼ五分。外からクリールカイザーが先頭へ。ペースを維持し一時10馬身以上の大逃げに。番手にプランスペスカ、タマモベストプレイ。やや離れてモンドインテロ、ジャングルクルーズ。最後方からフレージャパンが追走。3角でペースダウンし、6頭が横一線で直線に向く。
内でクリールカイザーが粘るが、残り1Fで外からまとめて交わしてモンドインテロが先頭に立つ。真ん中からタマモベストプレイが追いすがり、その内からプランスペスカも脚を伸ばすが、モンドインテロの脚は衰えることなく伸び、そのままゴールイン。2着に差し脚を伸ばしたタマモベストプレイ、3着には最後にフレージャパンが突っ込んだ。

勝ったモンドインテロは父ディープインパクト、母シルクユニバーサルの4歳牡馬。条件戦を連勝して挑んだ前走ダイヤモンドSは人気になりながらも道悪の影響もあり6着に敗れたが、OP2戦目で見事な巻き返しとなった。馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ユニバーサル、世界中(伊)。母名より連想」。

1着 モンドインテロ(戸崎圭騎手)
「馬の調子も良かったようです。ジリジリと脚を使ってくれましたし、東京も問題ありませんでした。これからが楽しみです」

2着 タマモベストプレイ(津村騎手)
「クリールカイザーが行く気を見せていたので行かせて、道中はこの馬のペースで走らせました。直線でもしっかり脚を使っていますが、最後は決め手の差が出たかと思います。メンコを外してからは初めて乗りましたが、良い方に出ていると思います。6歳ですが、これからが楽しみです」

3着 フレージャパン(吉田豊騎手)
「頭数も少なかったですし、ロスのない競馬をしました。溜めがきいた分、終いも良い脚を使ってくれました」

4着 プランスペスカ(松岡騎手)
「向正面から動いていってほしいという指示を受けていました。スタートがあまり速い方ではありませんし、少頭数は良かったかと思います。今日はオーダー通りの競馬が出来たと思います」

5着 クリールカイザー(石川騎手)
「マイペースで逃げることが出来ましたけど、最後に止まってしまったのは休み明けの分かと思います。叩いて次ですね」

メトロポリタンSの結果・払戻金はコチラ⇒

モンドインテロ
(牡4、美浦・手塚厩舎)
父:ディープインパクト
母:シルクユニバーサル
母父:ブライアンズタイム
通算成績:9戦5勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。