【新潟大賞典】連覇あるぞ!古豪ダコール8歳でも衰え知らず

4日、新潟大賞典(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

昨年のこのレースの覇者ダコール(牡8、栗東・中竹厩舎)は、坂路で助手を背にしての単走追い。終いまでびっしりと一杯に追われ、タイムは4F53.1-39.2-26.2-13.8秒。上がりは少し要したものの、攻め駆けしないこの馬としては及第点といえる内容で、8歳という年齢を感じさせなハツラツとした動きだ。

中竹和也調教師も「この中間は短期放牧へ出しました。前走から変わりなくきてるし、いい調子を保っていると思いますね。新潟との相性は今さら言うまでもないでしょう。それに58キロも背負い慣れてきましたしね。不安はないですよ」と連覇へ向けての意気込みを語る。その一方で「ただ、それも良馬場なら、かな。渋った馬場になった時は微妙に影響するかもしれないですね」と、苦手とする道悪については不安ものぞかせた。

とはいえ、この新潟大賞典は13年3着、15年1着と2度参戦し、ともに馬券に絡む好走。また、鞍上の小牧太騎手とは昨年もコンビを組み、4回の騎乗で2連対と好相性を誇る。大ベテランの人馬に連覇の期待がかかる。