【京王杯SC】切れ抜群! 連覇狙うサクラゴスペル「年齢的な衰えはない」

11日、京王杯SC(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、高松宮記念17着のサクラゴスペル(牡8、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.6-38.1-12.2秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「前走は、急に高速馬場になってしまいましたし直線に入ってから不利もありましたからね。海外遠征後の競馬だったこともありますし、それで勝ちに行く競馬も出来たのでそれらを考えると悲観する内容ではなかったと思います。レース後は去年と同じパターンで、1回放牧に出しました。帰厩後は、馬が力みがちで全体的に終いモタモタした感じがあったので、今週は馬にガマンさせて終いビシッとやる内容で追い切りました。単走で終いも良い時計を出していますし、狙い通りの追い切りが出来ました。

東京1400は得意な条件ですし、今回は乗り替わりますが、これまでテン乗りでも結果を出してきている馬ですからね。流れに合わせて、どういう競馬でも出来ると思います。あとは相手関係がどうかですが、この馬も年齢的な衰えはありませんし頑張ってもらいたいです」

サクラゴスペル


前走、船橋S1着のサザナミ(牝4、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.4-40.0-13.0秒をマークした。

【橋本助手のコメント】
「前走は、正攻法の競馬をしてよく凌いでくれました。レース後は短期放牧に出て、順調に仕上がっています。小柄な牝馬ですし、休み明けでも動けるタイプなのでまずまずの状態でレースに臨めると思います。広いコースで長く良い脚を使うタイプというよりは、小回りで一瞬の切れを生かすイメージが強いかと思いますが、それでも良いスピードがありますからね。カイバを食べていますし、体もキープ出来ています。相手も強くなりますが、頑張ってくれるのではないかと思っています」

サザナミ