【POG】スクリーンヒーロー産駒マイネルザウバアがひと捲りで快勝!…福島新馬

マイネルザウバア

7月10日(日)、2回福島4日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の2番人気・マイネルザウバア(牡2、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.3(良)。

2着には1馬身差で5番人気・マイネルラプティス(牡2、美浦・高橋裕厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・パフォーム(牝2、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキュイキュイ(牝2、美浦・手塚厩舎)は4着に敗れた。

人気のキュイキュイはスタートが今一つ。しかしすぐに馬群に取り付き、道中は中団のインコースで脚を溜める。ピッチが上がって各馬が早めに進出する中、勝ち馬は残り800m辺りで外に持ち出し徐々に上がっていく。3、4コーナー中間地点で鞍上がゴーサインを出すと一気に反応。4角先頭で直線へ向くと、同じ勝負服のマイネルラプティスの追撃を物ともせず、先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったマイネルザウバアは近親の活躍馬に12年の阪神大賞典を制したギュスターヴクライ、5勝を挙げ現OPのブレイズアトレイルがいる。15年北海道セレクションセール出身馬で、723万円で落札。クラブでの募集価格は1400万円。父はスクリーンヒーローで、2歳世代は登録頭数が18頭と少ないながら、早くも3頭目の勝ち上がりとなった。同じ父の産駒としてマイル王モーリス、グランプリ馬ゴールドアクターに続く活躍を期待したい。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「冠名+清潔な、きれいな(独)」。

1着 マイネルザウバア(柴田大騎手)
「スタートがもうひとつでしたし、道中もモタモタしていましたが、向正面で外に出してからはグッとハミを取ってくれてエンジンがかかりました。4コーナーでは抑え切れないくらいの手応えでしたし、直線でも物見をするくらい余裕がありました。競馬に慣れていけば更に楽しみです」

2着 マイネルラプティス(津村騎手)
「よく頑張ってくれました。トモに緩さがあるので初戦はどうかと思っていましたが、最後もよく食らいついていました。叩いた次は更に楽しみです」

3着 パフォーム(木幡巧騎手)
「反応の良い馬です。外から来られたときに苦しそうな素振りを見せましたが、最後はまた盛り返してくれました。素質のある馬ですし、これから楽しみです」

4着 キュイキュイ(戸崎圭騎手)
「道中に一生懸命なところがありました。これから競馬に慣れていけば良いですね。狭いところを割れましたし、良いものを持っています」

5着 ボヌールバトー(武士沢騎手)
「競馬の内容は悪くありませんでした。小柄な馬なので、これから体が減らなければ良いですね」

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マイネルザウバア
(牡2、美浦・小笠厩舎)
父:スクリーンヒーロー
母:ラソーミュロワーズ
母父:Kendor

マイネルザウバア

マイネルザウバア

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