【レパードS】グレンツェントが初コンビ圭太を背に計ったような差し切りで重賞初制覇!

グレンツェント

8月7日(日)、2回新潟4日目11Rで第8回レパードS(G3)(ダ1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・グレンツェント(牡3、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.6(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ケイティブレイブ(牡3、栗東・目野厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・レガーロ(牡3、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。

大方の予想通り、ケイティブレイブの逃げ。1馬身、2馬身とリードを取る。追いかけるのはピットボス。グレンツェントはやや行きたがり気味にその後ろ、いつもより前目のポジション。対して前走逃げたマイネルバサラは中団に控えて、人気の一角ネクストムーブは後方2番手からの競馬となった。ケイティブレイブがけれん味なく逃げ、リードを3馬身以上保って4コーナーから直線へ。
直線に向いたところでケイティブレイブが再加速、後続を一気に突き放す。その差は3馬身。逃げ切り態勢かと思われたが、2番手に上がってきたグレンツェントが末脚を伸ばす。一完歩ずつグイッ、グイッと差を詰め、ゴール板できっちりクビ差交わしてゴール、重賞初制覇を飾った。

勝ったグレンツェントはデビュー2戦目からダートを使われ、ここまでダート戦は全て複勝圏内の堅実な走り。前走のユニコーンSは後方から良く追い込むも上位2頭には届かず3着に敗れていたが、今日は初めての日本人ジョッキー・戸崎圭騎手とのコンビでこれまでと一味違うレース運びを見せ、念願の重賞制覇となった。秋には古馬との戦いに注目が集まる。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「輝かしい(独)」。

レパードSの結果・払戻金はコチラ⇒

グレンツェント
(牡3、美浦・加藤征厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:ボシンシェ
母父:Kingmambo
通算成績:7戦4勝
主な重賞勝利:
16年レパードS(G3)

グレンツェント

グレンツェント

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。