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グレンツェントが差し切りV 末脚を信じた圭太「やはり最後の伸び脚は良かった」
2016/8/7(日)
●8月7日(日) 2回新潟4日目11R 第8回レパードS(G3)(ダ1800m)今年が8回目という歴史の浅い重賞ながら、過去の勝ち馬にはトランセンド、ホッコータルマエといった後のチャンピオンホースの名前があるレパードS。その歴史に名前を刻んだのは、ゴール寸前で逃げるケイティブレイブを差し切ったグレンツェント(牡3、美浦・加藤征厩舎)。東からスター候補が誕生した。
レースは1番人気のケイティブレイブが敢然とハナへ。後続を離して逃げ、直線に入ると満を持してラストスパート。そのまま押し切るかと思われたところで、外から一完歩ずつ迫ってきたのが人気を分けたグレンツェント。懸命に逃げるケイティブレイブ、追うグレンツェント、息を呑む攻防は、最後の最後でグレンツェントがクビ差交わしてゴール。鞍上の戸崎圭太騎手は、テン乗りでグレンツェントを重賞初勝利へ導いた。
してやったりの騎乗ぶりに「この馬には競馬で初めて乗るので自分も手探りでしたが、スタートを決めてくれてとてもスムーズな競馬が出来ました。末脚がすごく良いので、自信を持って乗りました。逃げ馬が逃げたら強いのは分かっていましたし、捕まえられる位置で運びました。やはり最後の伸び脚は良かったですね」と鞍上の舌も至って滑らか。賞金を大きく上積みして、今後は世代の代表として古馬と戦うことになる。
「思った以上にスムーズな競馬をしてくれましたし、重賞を勝ってくれたのでこれからも楽しみです」と締めくくったが、先のジャパンダートダービーはキョウエイギアに騎乗して勝っており、古馬も含めて騎手リーディングを独走する絶好調ジョッキーがどの馬に騎乗するかも注目されるところだ。
競馬ラボでもおなじみ、ゲストの山本昌さんと笑顔で握手
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