【関屋記念】ピークトラム 親子で3連覇へ橋口慎師「前走も『勝った』かの競馬」

10日、関屋記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、中京記念2着のピークトラム(牡5、栗東・橋口慎厩舎)は、CWコースで小牧太騎手が跨がり、古馬1000万のハイプレッシャーを0.5秒追走。ゆったりとした入りから、リズミカルな走りでパートナーに詰め寄ると、楽な手応えのままで交わし去って4馬身先着。タイムは6F86.2-69.0-53.5-39.3-12.1秒を計時した。

追い切りを見届けた橋口慎介調教師は「変わりなくこれましたね。けさもいい動きをしていました。馬体にも芯が入ってきてしっかりしてきて本当の意味で力がついてきた。前走も『勝った』かの競馬でしたから。新潟は2走前に勝ってるように問題ない。勝てばサマーマイルチャンピオンも見えてきますが、秋につながる走りを見たい」と早くも秋を見据えたコメント。

連覇を狙うレッドアリオン(牡6、栗東・橋口慎厩舎)とともに、父・橋口弘次郎調教師が管理した一昨年のクラレント、昨年のレッドアリオンに続く親子での関屋記念3連覇がかかる一戦。サマーマイルシリーズの行方に加え、偉大な父が繋いだ歴史に更なる1ページを刻むことが出来るかも注目となる。