【ブリーダーズGC】アムールブリエが力の違いを見せつけ7馬身差の圧勝!

アムールブリエ

8月11日(祝・木)、門別競馬場で行われた交流重賞・第28回 ブリーダーズゴールドC(Jpn3)(別定 1着賞金:2500万円 ダート2000m)は浜中俊騎手騎乗の1番人気・アムールブリエ(牝5、栗東・松永幹厩舎)が優勝し、連覇を達成した。勝ちタイムは2:08:7(良)。

2着は7馬身差で3番人気・タイニーダンサー(牝3、美浦・伊藤圭厩舎)、3着は1馬身半差で2番人気ビービーバーレル(牝3、美浦・中舘厩舎)が続いて入線。

スタート後、ノットフォーマルがダッシュよく飛び出しハナへ。番手にビービーバーレル、差がなくティンバレス、人気のアムールブリエはその外を回る形で競馬を進めた。
コーナーワークで先行馬群が一塊になると、ビービーバーレルとアムールブリエが逃げていたノットフォーマルを交わし、そのまま直線へ。タイニーダンサーも追い上げにかかり、一瞬は3頭の叩き合いになるかと思われたが、アムールブリエが抜群の脚色を見せて後続をグングンと引き離し、圧勝。連覇を達成した。

勝ったアムールブリエはこれで重賞4勝目。牝馬重賞に限っては、5戦して3勝3着1回と抜群の成績を残している。昨年4着に敗れたJBCレディースクラシックへ向けて、大きな弾みをつけた。馬主は前田幸治氏、生産者はNorth Hills Co.Ltd.。馬名の由来は愛燦燦(仏)。

【浜中俊騎手のコメント】
「強いアムールブリエを見せることができて安心しています。返し馬から本当に状態がいいなと思いましたし、不利さえなければ勝てると思い、(大外を)回ってきましたね。3コーナー辺りから仕掛けたら良い手応えがあったので、これは大丈夫かな、と思いましたが油断せずに行きました。(浜中騎手から見てアムールブリエの成長はどうでしょうか?)本当に気性の穏やかな馬で、一戦一戦しっかり走ってくれる所が変わらず良いところだと思うのでね、そこは歳をとっても変わらない良いところだと思います。

(直線では「こんなに簡単に勝っちゃうのかな?」と言ったくらい楽な手応えでしたが、気持ちよかったんではないですか?)独走状態でしたからね。アムールブリエと1年ぶりに門別を走りましたのでね、二人で楽しみながら乗りました。去年初めて門別競馬場で走らせてもらったんですけど、その時もお客様が多くて、また来たいなぁ、と思っていたんですが、今年もこうして来られて、たくさんの声援を頂いたので、本当に嬉しかったです。応援、ありがとうございました」

アムールブリエ
(牝5、栗東・松永幹厩舎)
父:Smart Strike
母:Heavenly Romance
母父:Sunday Silence
通算成績:22戦9勝
重賞勝利:
15~16年ブリーダーズGC(Jpn3)
15~16年エンプレス杯(Jpn2)
15年名古屋グランプリ(Jpn2)

アムールブリエ

アムールブリエ

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▼アムールブリエとのコンビで6勝目となった浜中俊騎手
松永幹夫調教師(下) 今春はラニとのコンビで米国遠征にも帯同した丸内助手


アムールブリエ

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