【POG】マテラレックスが直線の叩き合いを制してデビューV!…新潟新馬

マテラレックス

8月20日(土)、2回新潟7日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・マテラレックス(牡2、栗東・森厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:03.7(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・リパーカッション(牡2、美浦・牧厩舎)、3着には3馬身半差で5番人気・ワンナイトインパリ(牡2、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたベストアドバンス(牡2、美浦・田村厩舎)は6着に敗れた。

マテラレックスは五分のスタートから好位のインコースを追走。バナナボート、リパーカッションが向こう正面で競り合うも、道中は離れた2番手集団で末脚を温存。直線、マテラレックスは前が開くと一気にエンジン点火。残り200mからは先に抜け出しを図ったリパーカッションとの叩き合いとなったが、ゴールまで力強く伸び続けたマテラレックスが先頭でゴール板を通過した。

勝ったマテラレックスは近親に84年の桜花賞を制したダイアナソロンがいる血統。新種牡馬の父、ルーラーシップにとってこの世代5頭目の勝ち上がりとなった。1週前追い切りでは坂路で50秒を切る時計をマークしており、高いスピード能力そのままに見事なデビュー勝ちを飾った。

馬主は大野剛嗣氏、生産者は浦河町の高村牧場。馬名の意味由来は「冠名+王(ラテン語)」。

1着 マテラレックス(M.デムーロ騎手)
「中団から競馬をして最初は怖がりな面を見せていましたが、直線では真面目に走ってくれました。よく頑張ってくれました」

2着 リパーカッション(内田博騎手)
「向正面で来られて中途半端な競馬になってしまいましたが、初戦としては内容は悪くなかったと思います」

3着 ワンナイトインパリ(手塚調教師)
「初戦からチークを着けてみましたが、ゲートを出なかったりフラフラしながら走っていました。気難しい面も見せていましたが、直線では良い脚を使ってくれましたし長めの距離も良かったと思います」

4着 コロリズム(大野騎手)
「ワンペースな感じの走りですが、それで走り切れるタイプですね。淡々とした流れの競馬が合いそうですし、持ち味を生かせるような競馬が出来ればやれると思います」

5着 マイネルシルバリー(柴田大騎手)
「素直で乗りやすい馬です。まだ体を上手く使い切れていませんし、レース後も息苦しそうでした。まだ体にも余裕がありそうですし、1回使って変わってくると思います」

6着 ベストアドバンス(田村調教師)
「ゲートの出がもうひとつでしたし、道中も稽古と違ってハミを取りませんでした。もう一度やり直しです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • マテラレックス
  • (牡2、栗東・森厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:チェリーエンジェル
  • 母父:フジキセキ

マテラレックス

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