【ローズS】フロムマイハート馬なり軽快に 状態アップで一角崩し

14日、ローズS(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

アルテミスS勝ちのあるデンコウアンジュ(牝3、栗東・荒川厩舎)はポリトラックコースでの最終追い。川島信二騎手を背に5Fから66.2-50.2-36.6-11.8秒をマーク。馬なりで余力十分な動きを見せた。

佐藤調教助手は「先週までに本数はしっかりとこなしているからね。今朝は予定通りにポリトラックでサッと流したぐらいです。動きもよかったし、順調にこれました。ただ、この前も言ったけど、少し馬がのんびりして大人しすぎるとこもある。相手もそろってるだけに、そこらがどう出るかな」と先週に引き続いてやや慎重なトーン。

アルテミスSでは後にNHKマイルCを制するメジャーエンブレムを大外一気の末脚で差し切った。春の二冠は大敗に終わったが、いずれも展開や不利に泣いた。持てる瞬発力を最大限に生かせれば上位争いも可能。実力馬の巻き返しに期待がかかる。

デンコウアンジュ

馬なりで軽快な動きを見せたデンコウアンジュ

前走オークス16着からの巻き返しにかけるフロムマイハート(牝3、栗東・宮本厩舎)は和田竜二騎手を背に坂路に登場。4F54.6-39.6-25.4-12.3秒を計測し、馬なりで軽快なフットワークを披露。

管理する宮本博調教師は「いい追い切りだったね。春に減ってた馬体も回復してるし、いい状態に仕上がってきたよ」と笑顔。オークスは16着と大敗してしまったが、師は「前走は使い込んでいたし、展開も厳しかった。それに距離も長かったからね。今回は状態面が違うし、1800mは底を見せていない。2強に割って入りたいね」と一角崩しの構えだ。

春はスイートピーSで2着し、優先出走権を獲って勇躍オークスへ参戦。結果を残すことこそできなかったものの、果敢な挑戦はこの馬をパワーアップさせた。賞金的にもここで権利を獲得しておかないと、本番である秋華賞への出走が微妙なラインであるため、なんとしても3着内に入っておきたいところだ。