【秋華賞】最後の一冠獲ったヴィブロス 福永「日本を代表する牝馬に」

●10月16日(日) 4回京都5日目11R 第21回 秋華賞(G1)

1着 ヴィブロス(福永騎手)
「今日は挑戦者、気楽な立場で臨めました。思い描いていた通りのレースができましたよ。決して大柄ではないが、強い精神力の持ち主。夏までは条件戦に出ていたのに、一気に階段を駆け上がってくれましたね。

前走と遜色ない状態。やれるんじゃないかと思ってました。駐立の良くない馬。ゲートには気をつけましたが、スタートも出てくれましたね。内に入れず、外外のプラン通りの競馬が出来ました。

前も流れていましたし、G1なので、前走ほどの加速感はありませんでしたが、なんとか最後まで粘ってくれました。まだまだパワーアップできる馬。今後は古馬にチャレンジしていきたいですね。日本を代表する牝馬になってほしいです」

2着 パールコード(川田騎手)
「馬の具合が本当に良くて、いい雰囲気でした。レース内容も良かったですし、直線では夢もみました。敗れはしましたが、今後に楽しみが広がる内容です」

3着 カイザーバル(四位騎手)
「惜しいレースでした。ポジションをとりにいったらかかってしまいました……。直線でも手応えがありましたし、枠が内なら」

4着 ジュエラー(藤岡健調教師)
「内回りコースは難しいですね。4コーナー手前からスムーズさを欠きましたし、脚を使ってはいるのですが……。馬は成長していると感じましたし、距離は心配していません。今後はエリザベス女王杯になる……か、ですね」

5着 レッドアヴァンセ(武豊騎手)
「具合は前回より良いと思いましたし、返し馬もリラックスしていましたよ。スタートも決まり、道中は折り合いをつけていきました。前回よりも脚は使えているのですが、最後は決め手の差が出てしまいましたね。距離もこの馬には長いのかもしれません」

6着 クロコスミア(西浦調教師)
「いいペースで運んでくれましたが、相手が苦手にすることを思えば、ひと雨あればよかったですね。でも、6着とはいえ、力をつけてきていることを感じました」

8着 ミエノサクシード(川島騎手)
「器用なタイプではないので、このコースが合わなかったですね。斤量が増えたこともこたえました」

9着 デンコウアンジュ(内田博騎手)
「位置取りが後ろになりましたね。中団くらいにつけたかったです」

10着 ビッシュ(戸崎圭騎手)
「馬の感じは良かったです。落ち着きもありましたし、3コーナーではユーイチさんの馬(ヴィブロス)をみながらいけたのですが、そこから反応がなく……。原因がわからないですね。力を出し切る事が出来ませんでした」

トピックスのタイトルに一定時間、誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

誤)ビッシュ
正)ヴィブロス