【POG】1番人気のレイデオロがケタ違いの末脚で差し切りV!…葉牡丹賞

レイデオロ

12月3日(土)、5回中山1日目9Rで葉牡丹賞(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・レイデオロ(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.0(良)。

2着には1馬身半差で9番人気・コマノインパルス(牡2、美浦・菊川厩舎)、3着には3馬身半差で8番人気・アサギリジョー(牡2、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。

レイデオロはゆっくりとしたスタートから、後方2番手に下げる。アルミューテンが単騎で逃げる展開の中、鞍上のルメール騎手はじっくりと脚を溜める。4コーナーを回ってミラアイトーンが先頭に踊り出るも、外からコマノインパルスが良い脚で上がって並びかける。この2頭の争いかと思われたが、ゴーサインが出たレイデオロが大外からまとめて交わして先頭に。最後は手綱を控える余裕も見せながらのゴールインとなった。

勝ったレイデオロは今年のマーガレットSを勝ったティソーナの半弟で、母のラドラーダは現役時代に4勝を挙げG1・ヴィクトリアマイルにも出走した。デビュー戦は好位追走からあっさりと抜け出して快勝、今日は後方からの競馬であったが他馬とは一線を画する末脚で連勝を飾った。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「黄金の王(西)。父名、母名より連想」。

1着 レイデオロ(ルメール騎手)
「まだ若さがあってレース前はテンションが高かったですけど、レースではリラックスして走れました。その分切れる脚を使えたと思います。ペースが流れてスタミナが必要な形になりましたし、競馬をしやすかったです。この先も楽しみです」

2着 コマノインパルス(田辺騎手)
「ペースが流れてくれましたし、控える形になりましたが流れには乗れていました。最後は自分の馬も良い着順に来られると思いましたが、後ろからも来るのではないかと思っていました。勝ち馬は強かったですね」

3着 アサギリジョー(石川騎手)
「今日は出遅れが全てですね。その後は流れに乗って最後も馬群を縫って上がれましたが…。馬の具合は良かっただけに、もったいなかったです」

4着 ミラアイトーン(武幸騎手)
「気難しいところはありますが、許容範囲内でした。レースでも折り合えたことは良かったと思います。まだ緩さがありますし、これから良くなってくると思います」

5着 ショワドゥロワ(戸崎圭騎手)
「スムーズな競馬が出来ましたし、前のスペースもあきましたが、そこからがモロいですね。馬は良くなってきています」

葉牡丹賞の結果・払戻金はコチラ⇒

  • レイデオロ
  • (牡2、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:ラドラーダ
  • 母父:シンボリクリスエス
  • 通算成績:2戦2勝

レイデオロ
レイデオロ

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