トピックスTopics
1番人気ツクバアズマオーが直線半ばで抜け出して快勝!…ディセンバーS
2016/12/18(日)
12月18日(日)、5回中山6日目11RでディセンバーS(芝2000m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の1番人気・ツクバアズマオー(牡5、美浦・尾形充厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.9(良)。
2着には3/4馬身差で3番人気・ルミナスウォリアー(牡5、美浦・和田郎厩舎)、3着にはハナ差で10番人気・シャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。
内からヤマニンボワラクテが行く構えを見せるが、外からマイネルフロストが一気にハナを奪って主導権を握る。同じ勝負服のマイネルラフレシアも前へ。ツクバアズマオーはちょうど中団の真っ只中を追走。ルミナスウォリアーは後ろから3頭目くらいのポジション。 3~4コーナーでクラリティスカイがマクリ気味に進出して直線へ。内でマデイラ、シャイニープリンスが粘り込むところを、外からツクバアズマオーが一気に交わして抜け出す。後方に控えていたルミナスウォリアーが突っ込むも、2着が精一杯。ツクバアズマオーが3ヶ月ぶりのレースをトップで駆け抜けた。
勝ったツクバアズマオーは今年4月の湾岸Sでオープン入りすると、巴賞、函館記念をともに3着。前走のオールカマーもゴールドアクター、サトノノブレスといった一線級相手に3着と互角の勝負をしていた。これがオープンクラスの初勝利で、昨夏以来掲示板を外さない堅実な走りを見せており、来年は重賞勝ちへの期待も高まる。
馬主は荻原昭二氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+東の王様」。
1着 ツクバアズマオー(吉田豊騎手)
「いつもは馬群をさばくのがパターンだけど、外々を回ってもいい脚を使えた。きょうは強さを見せられたと思う。スタートは出たとはいえ、ゲートでそわそわしたり、まだ精神的には課題が残っている。でも、返し馬は落ち着いていたし、着実な成長を感じるよ。相手なりにがんばれるタイプ。この感じなら、重賞でも差し切れる手応えを得られたね」
2着 ルミナスウォリアー(柴山騎手)
「あと一歩でした。よく伸びています。重賞でもやれる力がありますし、状態も良かった。右回りも問題なかったですよ」
4着 マデイラ(勝浦騎手)
「最後まで止まっていない。よくがんばっている」
5着 クラリティスカイ(田辺騎手)
「道中はいい感じでしたよ。ただ、ゲートで躓きかけました。間隔が開いた影響もあったと思います」
6着 バロンドゥフォール(木幡巧騎手)
「十分に通用する能力を感じます。もう少し上手に乗れていたら。掲示板はあったのに、申し訳なかったです」
7着 マイネルフロスト(松岡騎手)
「最後にもうひと踏ん張りできないのが課題だね。楽なペースで生かせてもらえたのに」
13着 マイネルラフレシア(丹内騎手)
「早めに手応えがなくなりました。中山向きではありませんね」
- ツクバアズマオー
- (牡5、美浦・尾形充厩舎)
- 父:ステイゴールド
- 母:ニューグランジ
- 母父:Giant’s Causeway
- 通算成績:26戦6勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/5(日) 【NHKマイルC】見せた2歳王者の貫禄!ジャンタルマンタルが横綱競馬で2度目のG1制覇
- 2024/5/5(日) 【新潟大賞典】雪辱果たす逃走劇!ヤマニンサルバムが重賞2勝目をマーク
- 2024/5/5(日) 【ヴィクトリアマイル】出走馬格付けバトル!「2強対決」の明暗クッキリ!?
- 2024/5/4(土) 【京都新聞杯】藤岡佑介ジョッキーお見事!ジューンテイクが最内強襲で差し切り勝ち
- 2024/5/5(日) 【NHKマイルC】ブラス材料しかない!元ジョッキーが狙う3歳マイル王決定戦の伏兵!
- 2024/5/5(日) 【NHKマイルC】ジャンタルマンタル外枠は好材料!「絶好ポジション」から浮上した展開注目馬
- 2024/5/4(土) 【NHKマイルC】昨年は該当馬が8番人気で激走!今年も発見「光る君へ」から浮上した激アツの1頭
- 2024/5/3(金) 馬術大会参戦!!【高田潤コラム】