【愛知杯】直線で一気に突き抜けたマキシマムドパリが重賞初制覇!

マキシマムドパリ

1月14日(土)、1回中京1日目11Rで第54回 愛知杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・マキシマムドパリ(牝5、栗東・松元茂厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.4(稍重)。

2着には1馬身半差で10番人気・サンソヴール(牝6、美浦・和田郎厩舎)、3着には1馬身差で6番人気・クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。

エリザベス女王杯でハナを切って5着に粘ったプリメラアスールがここもハナを主張。サンソヴール、アンジェリック、クインズミラーグロが好位に付け、3連勝中のクリノラホールは中団、マキシマムドパリはそれを見ながらの追走で、ヒルノマテーラは最後方から終い勝負にかける。
4コーナーを迎えると、逃げるプリメラアスールの脚色が怪しくなり、代わってサンソヴールが先頭へ。内からクインズミラーグロも詰め寄るが、外から全く違う脚でマキシマムドパリが一気に突き抜けてゴール。重賞初制覇を飾った。

勝ったマキシマムドパリは、形の上では格上挑戦だったが、3歳時には秋華賞、フローラSで3着に入った実力馬。昨年のこのレースでも0.3秒差の4着に好走していた。テン乗りの岩田康誠騎手は、一昨年の小倉2歳S(シュウジ)以来となる久しぶりのJRA重賞制覇で、人馬ともに存在を大きくアピールする価値ある勝利となった。
馬主は株式会社グリーンファーム、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「パリの最高(仏)。母名より連想」。

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  • マキシマムドパリ
  • (牝5、栗東・松元茂厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:マドモアゼルドパリ
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:19戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年愛知杯(G3)

マキシマムドパリ
マキシマムドパリ
マキシマムドパリ

女優・モデルの内田理央さんがプレゼンターを務めた


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