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内ラチ沿いを懸命に逃げたムーンエクスプレスが粘り勝ち!…石清水S
2017/1/22(日)
1月22日(日)、1回京都7日目11Rで石清水S(芝1400m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の7番人気・ムーンエクスプレス(牝5、栗東・鈴木孝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.3(稍重)。
2着にはハナ差で6番人気・マカハ(牡8、栗東・小崎厩舎)、3着にはアタマ差で4番人気・キングハート(牡4、美浦・星野厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたテラノヴァ(牝4、栗東・須貝尚厩舎)は4着に敗れた。
ウインムートが内から先手を取るが、そこにムーンエクスプレスが加わって一気にハナへ。テラノヴァ、エスティタートの人気どころは中団に構える。短距離戦としては比較的ゆったりとした流れで進み、ムーンエクスプレスが13頭を従えて直線へ。
内ラチ沿いを懸命に逃げるムーンエクスプレスにキングハート、内を突いてマカハが襲いかかり、ゴール前は3頭が並ぶ大激戦。何とかハナ差で追撃を振り切ったムーンエクスプレスが嬉しいオープン返り咲きを果たした。
勝ったムーンエクスプレスは、2歳時に阪神JF4着、ファンタジーS5着、3歳時にもフィリーズレビューで3着に入るなど重賞でも上位争いを見せていた実力馬。昨年は4戦連続2ケタ着順を喫するなど、苦しい時期もあったが、暮れに2度目の1000万クラスを勝利し、前走12着のあと再昇級2走目でオープン返り咲き。古馬になってからは安定感に欠く戦歴だが、着順のイメージほど大きく離されたレースは少なく、2~3歳時の実績からオープンでも侮れない存在となりそうだ。
馬主は株式会社ローレルレーシング、生産者は日高町の坂牧場。馬名の意味由来は「月の超特急」。
- ムーンエクスプレス
- (牝5、栗東・鈴木孝厩舎)
- 父:アドマイヤムーン
- 母:アモーレペガサス
- 母父:メジロライアン
- 通算成績:21戦5勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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