【京都記念】G1ホースとなって凱旋サトノクラウン「しっかり乗り込めた」

サトノクラウン

京都記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、香港ヴァーズ1着のサトノクラウン(牡5、美浦・堀厩舎)は9日、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.8-55.1-40.6-13.3秒をマークした。

【森助手のコメント】
「去年の天皇賞で大敗したあとも体のダメージはなかったので、気持ちの面を走る方に向かせようと重点的に調整したことや、香港で使うモーリス、ネオリアリズムと一緒に調整したこと、去年の春に遠征を経験していたことなどが上手く噛み合って、前走の結果に繋がったと思います。香港から帰国後はノーザンファームしがらきに移動して、年明けに入厩しました。遠征の疲れもなくこの馬としてはしっかり乗り込めていますし、ここまで順調です。今の京都は馬場が荒れていますしこの中間も天気が良くないですけど、重馬場を苦にしないタイプですからね。去年のこの時期と比べて15キロくらい増えていますし見た目にも腹回りが太めですが、調教の動きは良いので力は出せると思います」

前走、アメリカJCC8着のショウナンバッハ(牡6、美浦・上原厩舎)は8日、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.9-38.2-24.9-12.4秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「前走はブリンカーを着けた影響もあって、少し行きたがる面を見せていましたからね。中間は順調にきていますし、変わらず良い状態で臨めます。終いを生かす競馬が合うタイプですし、京都の外回りコースは良いと思います。強い馬たちが年明け初戦というのが多いですし、使った強味を生かせればと思っています」