【オーシャンS】ナックビーナス デキ落ちなし「間隔が詰まっていても問題ない」

ナックビーナス

1日、オーシャンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京都牝馬S7着のナックビーナス(牝4、美浦・杉浦厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F50.8-36.6-13.2秒をマークした。

【杉浦宏昭調教師のコメント】
「今日の追い切りの動きは悪くありませんでした。自分から止めるようなところがある馬ですし、前走は前半ガーッと行って途中で嫌気が差してしまった感じでした。そういうタイプなので1200に短縮しても大丈夫だと思いますし、レース間隔が詰まっていても問題ないでしょう」

前走、カーバンクルS6着のバクシンテイオー(牡8、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.9-54.6-39.7-12.8秒をマークした。

【森助手のコメント】
「前走は斤量58キロを背負って外からしっかり脚を使っていますし、着順ほど内容は悪くないと思っています。スワンSで大敗したので前走はどうかと思っていましたが、あの内容ですし年齢的な衰えも感じられません。前走後は短期放牧に出て、2月の半ばに帰厩しました。まだ若干太め残りの感じがあったので、先週長めからやりました。今週の追い切りもいつもくらいの時計が出ていますが、反応や追い切り後の息遣いはいつもと比べてもうひとつかという感じです。馬体重は480キロを切るくらいで出られれば理想的ですが、ここを使って良くなっていってくれればと思っています。前走で中山の直線の急坂もこなしてくれましたし、小回りの瞬発力勝負がこの馬の持ち味かと思います」

バクシンテイオー