ワンブレスアウェイなど≪中山9・10・12R≫レース後のコメント

3月4日(土)、2回中山3日目9Rで黄梅賞(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の4番人気・ハローユニコーン(牝3、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.2(良)。

2着にはクビ差で2番人気・サレンティーナ(牡3、美浦・萩原厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・ゴールドハット(牡3、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

1着 ハローユニコーン(田辺騎手)
「ゲートの中で落ち着かず、思ったより出ませんでした。折り合いと馬のリズムを重視しながら、馬群から離されないように乗りました。遅いペースを考えると良い位置取りではありませんでしたが、よく対応してくれましたし直線でも頑張ってくれました」

2着 サレンティーナ(戸崎圭騎手)
「ペースが遅かったので少し早めに動きましたが、最後までしっかり脚を使ってくれました。馬の感じは悪くないですよ」

3着 ゴールドハット(内田博騎手)
「初めての関東圏への輸送、初めての急坂という条件のなか、最後までよく粘っていると思います。まだ成長の余地がありますし、これからが楽しみです」

4着 トリリオネア(蛯名騎手)
「ゲートを出て、良い形で流れに乗れました。スッと動けないところがありますし、1ハロン延長は良かったと思います」

5着 グラスルアー(勝浦騎手)
「初めて乗ったので何とも言えませんが、思っていたよりゲートを出てくれました。メンバーが揃っているなかで遜色のない競馬が出来ていますし、力がありますね」

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10Rでスピカステークス(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・ワンブレスアウェイ(牝4、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.0(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・マイネオーラム(牝6、美浦・高橋博厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・ゲッカコウ(牝4、美浦・高橋博厩舎)と3番人気・スモークフリー(牡5、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたトーセンマタコイヤ(牡6、美浦・加藤征厩舎)は8着に敗れた。

1着 ワンブレスアウェイ(戸崎圭騎手)
「ずっと堅実に走ってくれますし、力のある馬です。賢いのでどんな競馬にも対応できますし、上のクラスでも楽しみです」

2着 マイネオーラム(シュタルケ騎手)
「ペースが遅かったですけど後半は良い流れになってくれましたし、スムーズな競馬が出来ました」

3着同着 ゲッカコウ(松岡騎手)
「今日はペースが遅かったですし、これまで中山で2回くらいこういう形の競馬をしていますからね。2コーナー辺りから行こうと決めていましたし、ちょうど良い形になりました。展開ひとつでこのクラスでもチャンスがありますよ」

3着同着 スモークフリー(戸田調教師)
「今日はスローペースで流れが向きませんでしたが、終いは良い脚を使っていますし昇級戦としては悪くない内容だったと思います」

5着 アーバンキッド (石橋脩騎手)
「出来れば前にカベを作って運びたかったですけど、他に行く馬がいなければハナに行くことも考えていました。逃げるにしてもガマンしながら行くつもりでしたし、マクる馬がいればそれを行かせようと思っていました。考えていた通りになりましたし最後はもうひと脚使えるイメージでしたが、反応がもうひとつでした。今日はリズムを取ることが難しかったです」

8着 トーセンマタコイヤ(大野騎手)
「ゲートを出て一歩目が進んでいきませんでした。前半はペースが遅くて徐々に速くなる競馬になって、なし崩しに脚を使わされてしまったのかもしれません」

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12Rで4歳上1000万(ダ1200m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の1番人気・ヒカリブランデー(牡6、美浦・池上弘厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.4(稍重)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・カネータ(牡5、美浦・相沢厩舎)、3着にはアタマ差で13番人気・ソルプレーサ(牡5、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

1着 ヒカリブランデー(北村宏騎手)
「ペースが流れてくれたので、内で脚を溜めながら運べました。追い出しに反発するところがあるので、そこに気を付けて追い出しました。前半のリズムが良かった影響か、終いはよく伸びてくれました。馬の状態も良かったです」

2着 カネータ(石川騎手)
「スタートは良かったですけど、抑える競馬をしました。その分、終いは良い脚を使ってくれましたが…。結果論ですが、大外枠でしたしもっと強気の競馬をしても良かったかもしれません」

3着 ソルプレーサ (嘉藤騎手)
「久々の1200でしたが、ラクに運べました。3、4コーナー辺りで他馬に早く来られた分終いは苦しくなりましたが、よく頑張っていると思います。このクラスでは、基本性能が高いと思います」

4着 ファンデルワールス(西田騎手)
「スタートを出て勝ち馬のところに入れたかったですけど、入って来られてしまって折り合いを欠きました。それでも、前走でアクシデントがあったにも関わらず馬は一生懸命走っていましたし、大したものです。牧場や厩舎サイドが、馬の精神面をしっかりケアしてくれたおかげだと思います。このクラスでもやれる力がありますし、展開次第だと思います」

5着 ケイマ(松岡騎手)
「1200より、1400、1600くらいで良さそうなタイプです。オープンまで行けそうな素質がありますよ」

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