2歳王者サトノアレスは連勝ストップ4着「もう一段階、スイッチがあるように感じる」

サトノアレス

●3月19日(日) 2回中山7日目11R 第66回スプリングS(G2)(芝1800m)

昨年度のJRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたサトノアレス(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は4着。連勝は3でストップとなった。

未勝利戦勝ちの中山に舞い戻り、3歳初戦に臨むもスタートダッシュがつかず、まさかの最後方からの競馬に。道中は末脚を温存させる形に徹したが、上がり最速をマークしたものの、3頭が同タイムだったように、他馬を圧倒するほどの切れ味は見せられなかった。

「スタートで躓き加減になり、勢いが付きませんでした。でも、4コーナーもスムーズ。届きませんでしたが、もう一段階、スイッチがあるように感じますね。前哨戦としてはいい内容です」と初コンビを組んだ戸崎圭太騎手

今後は皐月賞(G1)参戦の公算は高いが、G1の頂きで2歳チャンプの輝きをみせることが出来るのか。未知の距離、力関係など、課題も残った一戦となったと言えそうだ。