【高松宮記念】前走2年ぶりVレッツゴードンキ「噛み合えばやれる力はある」

レッツゴードンキ

16日、高松宮記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走の京都牝馬Sで15年の桜花賞以来の勝利を挙げたレッツゴードンキ(牝5、栗東・梅田智厩舎)は、主戦の岩田騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F50.4-36.1-23.7-12.1秒をマーク。最後までしっかりとした脚取りで伸びていた。

梅田智之調教師は「順調だね。1週前だし、ある程度は時計を出すつもりで。折り合いをつけつつ、おしまいをビシッと。時計もそうだけど、いい動きだったね。ジョッキーもいい感触を掴んでくれてたよ」と満足気。

次に狙うは2年ぶりのG1制覇。「スプリント戦は勝ってないけど、去年のこのレースも直線で不利を受けてたからね。噛み合えばやれる力はあると思っていますよ」と、1年越しのリベンジに燃えている。

前走の勝利で反撃ムードが出てきたことは確かだ。鞍上の岩田騎手も16年は重賞未勝利で終わるなど不振の時期が続いていただけに、好調を取り戻してきた人馬が大舞台で完全復活を果たせるか。