【大阪杯】2つ目のG1獲得へマカヒキ・友道師「ダービーと同じくらいのデキ」

マカヒキ

29日、大阪杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

追い切り後、マカヒキ(牡4、栗東・友道厩舎)を管理する友道康夫調教師の一問一答は以下の通り。

●今回は一回叩いた上積みはある

-:マカヒキは8時40分に坂路で2頭併せで追い切られました。まずどのような指示だったのでしょうか?

友道康夫調教師:先週までしっかりやっていたので、今週は久々にルメール騎手に乗ってもらったので、ジョッキーには感触を確かめるように乗ってもらって、マカヒキは併せ馬で息を整える程度に乗ってもらいました。

-:動きはいかがでしたか?

友:最後はそんなにしっかりと追っていないんですけど、この馬らしいリズム良く走っていたと思います。

-:叩き2走目となりますが、その辺りの状態、上積みはどうですか?

友:前走もある程度の自信を持って送り出していましたが、馬場とか色々な面で最後伸び切れなかったんですけど、今回は一回叩いた上積みはあると思います。

-:状態も上がっている、満足な追い切りでしたか?

友:ルメール騎手とも追い切り後に話したんですけど「いつ乗ってもハッピーホース」って言っていました(笑)。

マカヒキ

●ダービーと同じくらいのデキで出走できる

-:前走の京都記念を改めて振り返ってください。どのように見ていましたか?

友:いつもならあそこからもう1つギアが入って、もう1つ伸びると思ったんですけど、まぁ馬場がちょっと合わなかったのかなと思っています。

-:今回は雨予報が金曜日にあるかもしれないという程度で、土日は雨でもありません。阪神の2000mという舞台はいかがですか?

友:前走のような馬場にはならないと思います。少々雨が降っても今の阪神ならこなせると思いますし、距離もやっぱり2000mくらいがいいのかなと思います。

-:非常にいい舞台ということでしょうか。

友:そうですね。はい。

-:凱旋門賞に挑戦した時には馬体がムキムキになったと仰っていましたが、その辺りはどうなっていますか?

友:フランスに行った時はちょっとこうムキムキというかマッチョ系なマカヒキになっていたんですけど、やっぱりこっちに帰ってくるとスッとした元々のダービーの時のような体になってきたと思います。

-:ダービーの時と近い状態にあると。

友:そうですね。はい。同じくらいのデキで出走できると思います。

-:最後にファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

友:4歳になって初めてのG1なんですけど、またここからG1を勝っていきたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします。