【マリーンC】ホワイトフーガが女王の貫禄を見せ付けて重賞6勝目!

ホワイトフーガ

4月12日(水)、船橋競馬場で行われた交流重賞・第21回マリーンC(Jpn3)(3歳上牝 別定 1着賞金2500万円 ダート1600m)は蛯名正義騎手騎乗の2番人気・ホワイトフーガ(牝5、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.41.3(重)。

2着に3馬身半差で6番人気・ララベル(牝5、大井・荒山勝厩舎)、3着には2馬身差で4番人気・リンダリンダ(牝4、大井・荒山勝厩舎)が続いた。
1番人気に支持されたワンミリオンス(牝4、栗東・小崎厩舎)は6着に敗れた。

ワンミリオンスがスタートで後手を踏むも押して好位には取り付く。先手を打ったのはララベルで、同枠、同厩舎のリンダリンダが2番手。ホワイトフーガも手応え良く3番手を追走し、ワンミリオンスもその直後にタイニーダンサーらと並んで追走。7頭がほぼひと塊で先行集団を形成する。
軽快に逃げるララベルにリンダリンダ、ホワイトフーガが並びかけて3頭横並びで直線へ。外から抜群の行きっぷりでホワイトフーガが先頭に立つと、内で懸命に粘るララベルを振り切って3馬身差の快勝。
1番人気のワンミリオンス、初ダートで注目されたパールコードは伸びを欠き、それぞれ6着、5着と敗れた。

勝ったホワイトフーガは交流重賞6勝目。1月のTCK女王盃では1番人気に支持されたワンミリオンスに先着を許す3着。続くフェブラリーSでは9着と大敗を喫してしまったが、今回は大外枠から58キロの斤量を感じさせない力強い走りで他馬を圧倒。JBCレディスクラシック連覇を果たした女王の底力をまざまざと見せ付けた。
馬主は西森鶴氏、生産者は浦河町の梅田牧場。馬名の意味由来は「芦毛より+遁走曲」。

【蛯名正義騎手のコメント】
「58キロを背負って前回ワンミリオンスに負けているのでね。今回は斤量差も詰まって何とか逆転したいと思って。馬の状態も非常に良くて、いい感じで仕上げていただいたので、結果を出せて良かったです。スタートで1完歩目に躓いて、少しハミが掛かって少し掛かり気味でしたが、力で何とか押し切ってくれました。前半掛かったので、その辺が最後にどうかなと思いましたが、手応え通りに伸びてくれましたね。(まだまだ女王の座は譲らない?)そうですね。何とかそうなれるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

  • ホワイトフーガ
  • (牝4、美浦・高木登厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:マリーンウィナー
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:19戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 15~16年JBCレディスC(Jpn1)
  • 17年マリーンC(Jpn3)
  • 15年関東オークス(Jpn2)
  • 16年スパーキングレディーC(Jpn3)
  • 16年TCK女王盃(Jpn3)
ホワイトフーガ
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