メジャーレートら 土曜阪神5Rトレセン直送トーク

●9月23日(土) 4回阪神6日目5R 2歳新馬(芝1200m)

今年も2歳戦絶好調のダイワメジャー産駒3枠3番のメジャーレート(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)は、母がフラワーC2着のスルーレート、近親に現役のオープン馬ブルミラコロがいる血統。

川田将雅騎手を背にした先週のCWでは好タイムで楽々先着。斉藤崇史調教師も「先週はジョッキーが乗ったとはいえ、CWで6F80秒台で動きました。気性が前向きだし、いい仕上がり。初戦から期待しています」とトーンが高い。クラブの募集価格は2200万円。

「今週の坂路は2歳1勝級をあおってたからね。小柄でもバランスのいい馬。ゲートも速いし、仕上がりの良さを生かしたい」と西園正都調教師も意気上がるのは4枠4番のトンボイ(牝2、栗東・西園厩舎)。

昨年の北海道オータムセールにて432万円で取引されたアドマイヤマックスを父に持つ牝馬で、坂路での最終追い切りは酒井学騎手が跨がって52.4秒の好タイムで先着。スピードを武器に新馬勝ちを狙う。

最内1枠1番のアリイタヤス(牡2、栗東・池添兼厩舎)は、母が3勝を挙げたプリティタヤス。この世代ではダブルシャープがクローバー賞を勝ち、札幌2歳Sで3着に入る活躍を見せているベーカバド産駒。

「乗り込み量は十分すぎるほどやってきたし、ここにきて動きも良くなってきた。この調教に耐えてきたように、馬もしっかりしてるよ。初戦から走る血統でもあるし、楽しみだね」と池添兼雄調教師も仕上がりに胸を張る。初戦の鞍上は松山弘平騎手

若武者・荻野極騎手を背に先週の芝、今週の坂路でともに併走先着。ここに来てグッと素軽さが増してきたのは6枠6番のヘヴンリーブライド(牝2、栗東・浜田厩舎)。

キャロットクラブにて1800万円で募集されたロードカナロア産駒で、近親にはクラシックでも活躍したアドマイヤキッスや重賞3勝を挙げたパッションダンスがいる血統。浜田多実雄調教師は「ちょっと気難しい面はあるけど、気になるレベルじゃない。カイバ食いのいい馬で、しっかり負荷をかけてこれました。ゲートがそう速くないから、うまく流れに乗って運べれば」と期待を寄せる。