【スプリンターズS】セイウンコウセイ11着「タイトな競馬で伸び切れなかった」

●10月1日(日) 4回中山9日目11R 第51回 スプリンターズS(G1)(芝1200m)

春のスプリント王・セイウンコウセイは11着に終わった。道中は枠なりにレースを進め、直線もスペースが開き、あとは脚を伸ばすだけ。しかし、そこからひと伸びが見られず、後続に交わされていった。

「ポジションはイメージ通り。リズムは良かったです。直線で外へ持ち出せ、これならと思ったのに伸び切れなかった。高松宮記念と違い、タイトな競馬でしたね。これまでもまれた経験がありませんので、堪えたとしか考えられません」と幸英明騎手

とはいえ、インが残り易い馬場を考えれば、2枠3番からのレースとしては負けすぎの印象も。函館スプリントS以来のブランク、速い馬場も堪えたか。とはいえ、まだ4歳。巻き返しが期待される。


12着 ファインニードル(内田博騎手)
「スタートでゴチャついて控えざるをえない展開。外枠だったし、内にももぐれこめなかったね。それでも、大きくは負けていないし、慣れればG1でもやれると思うよ。こんなに一杯一杯になるような馬ではないはずだから」

13着 ラインミーティア(西田騎手)
「スタートは抜群でしたが、トモを滑らせ、前が詰まりました。あの位置取りでは。もったいなかったです」

14着 モンドキャンノ(池添騎手)
「溜めてほしい、という指示。いいスタートでしたが、下げてレースを進めました。勝ち馬も斜め前にいて手応えはムキにならずについていけたのですが、仕掛けた時には思っていた程の反応がありませんでした。最後は競馬を止めているような感じで、しっかり立て直した方が良いかもしれません」

15着 ダイアナヘイロー(武豊騎手)
「好スタートを切ってやりたいレースはできました。格負けしたね」

16着 ネロ(勝浦騎手)
「できればハナへ行きたかった。早めに動かれて、きつくなったね」

スプリンターズS13着のラインミーティア
スプリンターズS16着のネロ