【秋華賞】桜花賞&オークス2着馬を従えディアドラが3連勝でG1初制覇!

ディアドラ

10月15日(日)、4回京都5日目11Rで第22回秋華賞(G1)(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の3番人気・ディアドラ(牝3、栗東・橋田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.2(重)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・リスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)、3着にはハナ差で5番人気・モズカッチャン(牝3、栗東・鮫島厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアエロリット(牝3、美浦・菊沢厩舎)は7着に敗れた。

レース史上初めて重馬場となった今年の秋華賞。まず先手を取ったのはカワキタエンカ。人気のアエロリット、ファンディーナがそれに続き、速い流れを作る。レーヌミノル、モズカッチャンは中団の前め、それを見るようにラビットラン。リスグラシューは中団やや後ろで、ディアドラは後方4番手から徐々に進出を開始する。
3コーナーを回って馬群は凝縮。逃げるカワキタエンカをモズカッチャンが交わして先頭で直線へ。すぐ内にアエロリットもいたが伸び脚はひと息。外からリスグラシュー、更に外からディアドラが迫り、3頭の争いとなるが、脚色に勝るディアドラが桜花賞2着のリスグラシュー、オークス2着のモズカッチャンを捕らえてトップでゴールに飛び込んだ。

勝ったディアドラは、メンバー最多の4勝、最多タイのキャリア13戦でこのレースに臨み、嬉しいG1初制覇。春のオークスは中1週の厳しいローテーションで3着だったアドマイヤミヤビにアタマ差の4着。その後、HTB賞をクビ差、紫苑Sをハナ差の接戦で制し、ここも抜群の勝負根性で差し切った。管理する橋田満調教師は秋華賞3度目の挑戦で初勝利。過去2度の挑戦が3、2着で、まさに3度目の正直となった。
馬主は森田藤治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ケルト神話に登場する女性名」。

【C.ルメール騎手のコメント】
「すごい脚を使ってだんだんポジションを上げて、ラスト50mは前の馬がちょっと止まっていた。彼女はゴールまで頑張った。(レースでは初騎乗だが)調教で乗ったときは、とてもいい感じだった。とてもいい馬だと思った。だから今日は自信があった。返し馬のときはすごい走りたがっていて、トップコンディションだった」

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  • ディアドラ
  • (牝3、栗東・橋田厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:ライツェント
  • 母父:スペシャルウィーク
  • 通算成績:14戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年秋華賞(G1)
  • 17年紫苑S(G3)

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