ハクサンエンペラーら 土曜京都5Rトレセン直送トーク

●10月21日(土) 4回京都6日目5R 2歳新馬(芝1600m)

3枠5番ハクサンエンペラー(牡2、栗東・西園厩舎)の父は軽快なスピードでマイル路線を沸かせたシルポート。近親にはオープン勝ちを含む6勝を挙げたカハラビスティー、4勝を挙げたゲイルバニヤンがいる血統。

西園正都調教師は「父(シルポート)は厩舎の功労馬だからね。マイルを得意にしていたし、デビュー戦は同じ距離を選択。水準以上の時計は出ているし、楽しみなデビュー戦です」と目を細める。CWコースでの最終追い切りは酒井学騎手を背に好タイムで大きく先着。注目の初陣となる。

浜中俊騎手を背にデビュー戦を迎える2枠3番のアメリカンワールド(牡2、栗東・藤岡健厩舎)は、近親に米G1のシューメイカーマイルSを勝ったタルコがいるキトゥンズジョイ産駒。

「入厩時はピリッとしなかったけど、ひと追いごとに良くなってる。父の産駒は芝で活躍してるし、いい競馬になるはずだよ」と藤岡健一調教師も大きな期待を寄せる。

母メリッサは北九州記念の勝ち馬で、祖母のストーミーランは格上挑戦した阪神大賞典でナリタブライアンの4着に入った活躍馬が母系にいる4枠6番のカツジ(牡2、栗東・池添兼厩舎)。

父がディープインパクトとなれば、当然の厩舎の期待は大きく、茶木調教助手は「今週のケイコは最後でいい切れを見せて1000万級と同入しました。ディープ産駒らしく、背中のいい馬。初戦から楽しみですよ」とニヤリ。鞍上は松山弘平騎手