今年は伝説となるか 武豊&グレイルが人気に応えて快勝!…京都新馬

グレイル

10月22日(日)、4回京都7日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の1番人気・グレイル(牡2、栗東・野中厩舎)が優勝。レース前半は中団に付け、ペースが遅いと見るや向こう正面で3番手まで浮上。5頭が横並びとなった直線の攻防で最後にグイッと抜け出しトップでゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは2:12.9(不良)。

2着にはクビ差で3番人気・ストーミーバローズ(牡2、栗東・石坂厩舎)が食い下がり、3着には1馬身半差で6番人気・レイエスプランドル(牡2、栗東・吉田厩舎)が外を伸びて入線した。

勝ったグレイルは、兄にダービー卿CTを勝ったロジチャリス、姉に新潟ジャンプSを勝ったグッドスカイと、今年の重賞ウイナーが2頭いる旬の母系で、昨年のセレクトセールにて6048万円で落札。菊花賞デーの芝2000m新馬戦といえば、翌年のクラシック戦線を沸かせたアンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタ、スリーロールスが顔を揃えた2008年が知られるが、近2年も勝ち馬は翌年のクラシックに出走。今後の成長が大いに期待される。
馬主は株式会社カナヤマホールディングス、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「聖杯」。

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  • (牡2、栗東・野中厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:プラチナチャリス
  • 母父:Rock of Gibraltar

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