【JBCクラシック】4番人気サウンドトゥルーが力強く差し切りV! アウォーディーは4着

サウンドトゥルー

11月3日(金・祝)、大井競馬場9Rで行われた第17回JBCクラシック(Jpn1)(3歳上 定量 指定 1着賞金8000万円 ダート2000m)は、4番人気・サウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:04.5(重)。

2着に1馬身差で3番人気・ケイティブレイブ(牡4、栗東・目野厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ミツバ(牡5、栗東・加用厩舎)が続いた。
1番人気に支持され、連覇を狙ったアウォーディー(牡7、栗東・松永幹厩舎)は4着に敗れた。

絶好調・C.ルメール騎手が手綱をとるオールブラッシュがレースを引っ張る。2番手にサブノクロヒョウ、3番手にアウォーディー、ミツバが続く。ケイティブレイブは中団のやや前め、その直後にアポロケンタッキーが付けるも手応えはもう一つ。その様子を窺うようにサウンドトゥルーが追走する。
残り600mを過ぎて外からケイティブレイブが好位の外に進出。サウンドトゥルーもポジションを押し上げて直線へ。オールブラッシュは一杯になり、ミツバ、ケイティブレイブ、内からアウォーディー、そして大外からサウンドトゥルーが押し寄せてJRA勢4頭の攻防。最後は勢いに勝るサウンドトゥルーが内の3頭をねじ伏せて先頭でゴールに飛び込んだ。

勝ったサウンドトゥルーは、昨年のチャンピオンズC以来の勝利で、3つ目のビッグタイトルを獲得。前走の日本テレビ盃ではクビ差の惜敗を喫したが、大一番で鮮やかな逆転劇を見せた。次はチャンピオンズCで連覇を狙う。
馬主は山田弘氏、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「本当らしい、本物らしい」。

【大野拓弥騎手のコメント】
「惜しい競馬が続いていましたし、勝ちたいと思っていました。今日は腹をくくって、マイペースで運ぼうと思っていましたよ。一度使ったことで具合はグンと良くなってましたね。自信を持って追い出せました。今回はしっかり手前を替えてくれましたね。また、この時期になると状態の良さも際立ってきますね。今年は残り2戦ありますが、まだまだ頑張ってくれそうです」

【高木登調教師のコメント】
「欲しいタイトルの一つだっただけに嬉しいです。前回は休み明けの割に体調もよく、自信を持って送り出しました。レースはもうちょっと前につけるかと思いましたが、割と流れていたので、ヨシ!と思いましたよ。この夏はいい状態で牧場から帰ってきて、まだ成長するのかなと思っていたほどです。(年末に東京大賞典があるが)その前にまた一つタイトルをとってここに帰って来たいですね。まだまだG1戦線を賑わせてくれると思います」

  • サウンドトゥルー
  • (セ7、美浦・高木登厩舎)
  • 父:フレンチデピュティ
  • 母:キョウエイトルース
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:44戦10勝
  • 重賞勝利:
  • 17年JBCクラシック(Jpn1)
  • 16年チャンピオンズC(G1)
  • 15年東京大賞典(G1)
  • 15年日本テレビ盃(Jpn2)

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