ドバイWC勝ち馬モンテロッソ産駒ハトホルが直線一気で差し切り!…東京新馬

11月5日(日)、5回東京2日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の8番人気・ハトホル(牝2、美浦・本間厩舎)が優勝。逃げ、先行馬を見ながら中団の外目を追走。じっくりと脚を溜めて、直線で仕掛けられると、グングンと伸びて前を走るアイワナシーユーをゴール前でキッチリ捉えた。勝ちタイムは1:23.6(良)。

2着にはクビ差で3番人気・アイワナシーユー(牝2、美浦・戸田厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・マーレグリーン(牝2、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。

勝ったハトホルの3代母Tee Kayは02~03年天皇賞(秋)、02~03年有馬記念でG1・4勝を挙げたシンボリクリスエスの母。新種牡馬の父モンテロッソは英国産(父Dubawi)で、12年ドバイWC(G1)の勝ち馬。11年のドバイWCではヴィクトワールピサ、トランセンドに次ぐ3着だった。馬主は高瀬真尚氏、生産者は浦河町の中脇満。馬名の意味由来は「安産、子孫繁栄を司る古代エジプト神話の女神」。

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1着 ハトホル(吉田隼騎手)
「スタートをポンと出て、行かせることもできたのですが、無理せずに我慢しました。リズム良く走れましたよ。追い出してからの反応も良かった。2着馬がいい目標になり、きちり交わしてくれましたね。初戦から上々の内容。性格がいいですし、距離はマイルでも大丈夫です」

2着 アイワナシーユー(福永騎手)
「上手に競馬ができ、満を持して追い出すことができた。最後までしっかり走っている。距離の融通も利くよ。すぐにチャンスがある」

3着 マーレグリーン(田辺騎手)
「気がいいタイプでも、実戦のペースだと進み具合がひと息ですね。もう少し長い距離が合っています」

4着 タガノエルフ(北村友騎手)
「調教時から切れる感じはなく、ワンペースです。もう少し器用さがほしいですね。走りに対しても集中してくれたら。使って変わると思います」

6着 ミラビリア(松岡騎手)
「この条件は合っている。体に緩さがあり、成長力がありそうだよ」

7着 ドクターデューン(柴田善騎手)
「まだ芯が入っていない。そんななか、これくらい走れれば。少し時間がかかるかもしれないが、徐々に良くなるよ」

9着 アリディブリラーレ(戸崎騎手)
「まだ若いですね。追い出して刺さってしまって。これからしっかりしてくれば」

  • ハトホル
  • (牝2、美浦・本間厩舎)
  • 父:モンテロッソ
  • 母:フローズンムーン
  • 母父:アドマイヤムーン


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