【みやこS】充実の時を迎えたテイエムジンソクが堂々押し切り重賞初制覇!

テイエムジンソク

11月5日(日)、5回京都2日目11Rで第8回みやこステークス(G3)(ダ1800m)が行なわれ、古川吉洋騎手騎乗の2番人気・テイエムジンソク(牡5、栗東・木原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.1(良)。

2着には2馬身半差で9番人気・ルールソヴァール(セ5、美浦・高木登厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・キングズガード(牡6、栗東・寺島厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたエピカリス(牡3、美浦・萩原厩舎)は8着に敗れた。

3歳牝馬のサルサディオーネがハナを切ってレースを先導。出方が注目されたテイエムジンソクは4番手の好位。エピカリスは中団からレースを進める。馬群はやや縦長となり、キングズガートは最後方から終いの脚にかける。
4コーナー手前で逃げたサルサディオーネは一杯。代わってテイエムジンソクが満を持して先頭を奪って直線へ。直後に付けたルールソヴァールが懸命に食い下がるが、その差がなかなか詰まらず、セーフティリードを守ったテイエムジンソクがそのまま押し切ってゴールに入った。

勝ったテイエムジンソクは、キャリア23戦目、重賞は前走のエルムSに続く2度目の挑戦で嬉しい初制覇。準オープン卒業に時間を要したが、古川吉洋騎手にスイッチした5月の東大路Sを快勝すると、函館で大沼S、マリーンSも楽勝して3連勝。エルムS2着で連勝は止まったが、このレースでも早めに先頭に立つ正攻法の競馬で今度は堂々の押し切り勝ち。チャンピオンズCの優先出走権を獲得し、大舞台でどんな競馬を見せるか非常に楽しみとなった。ちなみに昨年の勝ち馬アポロケンタッキーは2度目の重賞挑戦でこのレースを勝ち、暮れに東京大賞典を勝っている。
馬主は竹園正繼氏、生産者は日高町の日高テイエム牧場株式会社。馬名の意味由来は「冠名+迅速」。

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  • テイエムジンソク
  • (牡5、栗東・木原厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:マイディスカバリー
  • 母父:フォーティナイナー
  • 通算成績:23戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 17年みやこS(G3)

テイエムジンソク
テイエムジンソク

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