【阪神JF】2戦2勝リリーノーブル中1週でも疲れなし「馬なりで非常にいい動き」

リリーノーブル

6日、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

新馬、白菊賞と1600mでデビュー2連勝のリリーノーブル(牝2、栗東・藤岡健厩舎)は、川田将雅騎手を背にCウッドコースで追い切られ、6F83.5-67.0-52.2-38.3-12.1秒を馬なりでマーク。いっぱいに追われた新馬を0.5秒追走して0.2秒先着した。

追い切り後、リリーノーブルを管理する藤岡健一調教師の一問一答は以下の通り。

【阪神JF】アンカツさんのG1最終結論も公開!総力特集はコチラ⇒

●「思ったように調教できるというのは一番の強み」

-:リリーノーブルについてお伺いします。前走の白菊賞を勝利で飾りました。振り返っていただけますか?

藤岡健一調教師:頭数が少なかったので、割とどこから行っても勝負にはなるかなとは思っていたんですけど、スタートが良かったので、いい位置に付けられました。抜け出すときも速かったので、内容としてはすごく良かったなと思っています。

-:デビューから2連勝ですね。

藤:最初からちょっと期待はしていたので、期待通り走ってくれています。

-:レース後、中1週での出走となりますが、中間の様子はどうでしたか?

藤:新馬を使ってから3週あったので体調も整いましたし、勝ってくれて内容が楽な感じだったので、1週間は様子を見ましたけど、いい状態まで来ているので、G1ですしちょっと頑張ってみようかなというところです。

-:疲れのほうはもう大丈夫そうですか?

藤:すぐレースの疲れは取れましたし、状態はいいと思います。

-:最終追い切りの内容を教えてください。

藤:中1週ということでやりすぎないように気をつけようということで、相手1頭を目標には置きましたけど、最後まで馬なりというか無理はしないようにという指示はしました。

-:動きはいかがでしたか?

藤:思った以上に時計も出たんですけど、最後まで思ったように馬なりで非常にいい動きだったと思います。

-:今回の舞台は阪神の芝1600mです。初めての阪神ですが、その点はいかがでしょうか?

藤:2つ違うコースで走っているし、どこに行っても物怖じしないドシッとした子なので、コース替わりは特に心配していません。外回りだし、瞬発力もあるので、向いているんじゃないかなと思っています。

-:現時点で感じる持ち味や強みを教えてください。

藤:体も女の子の割には大きいですし、カイ食いがすごくいいので、こちらが思ったように調教できるというのは一番の強みだと思っています。

-:普段、厩舎ではどんな性格ですか?

藤:気の強いところも見せるんですけど落ち着いていますし、調教に入れば割とピリッとはします。普段は扱いやすくてすごくいい子です。

-:今回のレースで理想の展開はありますか?

藤:直線も長いので、春を見据える意味においても、スタートは速いので割といいポジションは取れると思いますので、そこから最後にどのくらいの脚を使えるかなという感じです。

-:無敗で迎えるレースへ向けて意気込みをお願いします。

藤:まだ2歳なので先もありますし、いろいろ教えていかなきゃいけない部分もあると思うんですけど、いい状態で来ましたので、精いっぱい頑張って勝ってくれれば一番ありがたいです。