【朝日杯FS】重賞実績十分カシアス 浜中「マイルまで持たせたい」

重賞実績は十分のカシアス

重賞実績は十分のカシアス

6日、朝日杯FS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、京王杯2歳S2着のカシアス(牡2、栗東・清水久厩舎)は、CWコースで古馬500万のナンヨーアーミーと併せ馬。大きく追走した分、先着を許し、上がりも少し要したが、6F78.7-64.5-51.7-39.7-14.5秒と全体の時計は上々。

手綱をとった浜中俊騎手も「追い切りは遅れましたが、動きに活気もあった。前走時より良くなっていますよ。前走は休み明け、初めての1400mでもがんばっていたし、マイルまで持たせたいですね」と好調をアピール。実績はメンバートップクラスでマイルでの走りも期待される。

前走、もみじSを快勝して2連勝中のダノンスマッシュ(牡2、栗東・安田隆厩舎)は、福永祐一騎手が跨がってCWコースへ。2歳未勝利のオメガラヴィサンを2秒近く追走し、コーナーワークでグッと差を詰めると、直線ではシャープな脚捌きで楽々先着。6F78.9-63.8-49.8-36.8-11.7秒の好タイムを叩き出した。

「いい動きでしたね。陣営が乗りやすくしてくれているし、1600mまではこなしてくれると思う。もう、来週はサラッとやるぐらいでいい状態に仕上がってくると思いますよ」と福永騎手もニッコリ。サウジアラビアRCを勝ったダノンプレミアムが注目されるが、こちらの『ダノン』も無視出来ない存在だ。

鋭い切れを見せたダノンスマッシュ

鋭い切れを見せたダノンスマッシュ