【ターコイズS】重賞制覇も目前フロンテアクイーン「牝馬同士なので何とかしたい」

フロンテアクイーン

ターコイズSに向けて追い切りを行うフロンテアクイーン

13日、ターコイズステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ユートピアステークスで2着だったフロンテアクイーン(牝4、美浦・国枝厩舎)は、北村宏司騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.3-54.5-39.9-13.5秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は良いスタートを切れましたが、他馬にどんどん前に入られて位置取りが後ろになってしまってもったいない競馬になってしまいました。今週の追い切りではディープジュエリーに先着しましたし、良い動きでした。イレ込みも解消されてきましたし、好調をキープ出来ています。重賞を勝てる力はありますし、牝馬同士なので何とかしたいですね」

前走、ユートピアステークスで3着だったディープジュエリー(牝5、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.7-54.3-39.7-13.7秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「以前はゲートに不安がありましたが、それが解消してきましたしこの秋2戦も良い内容の競馬が出来ています。今週の追い切りはフロンテアクイーンと併せて、こちらの方が動くと思って後ろから追いかけて併入という形を考えていましたが、相手に先着されてしまいました。それでもハンデ差がありますし、レースでは問題ないと思います。動き自体は良いですし今なら中山コースでも楽しみはあるので、前々で渋太さを生かす競馬が出来ればと思います」

前走、ラピスラズリステークスで3着だったサザナミ(牝5、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F56.4-40.9-13.6秒をマークした。

【森助手のコメント】
「前走から中一週ですが、疲れは見られません。小柄な牝馬で体もギリギリですが、この馬なりに好調を保っています。今週の追い切りは終いだけ少しやりましたが、良い動きでした。3歳時以来のマイル戦ですけど、距離もギリギリ守備範囲です。牝馬同士なら一発あっていいと思います」

前走、府中牝馬ステークスで10着だったワンブレスアウェイ(牝4、美浦・古賀慎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.8-51.8-38.7-13.0秒をマークした。

【土谷助手のコメント】
「前走はゲートの中でウルさいところを見せたようで、スムーズな競馬が出来ませんでした。スタートは上手な馬でこれまでこんなことは無かったので、前走はたまたまだと思います。元々追い切りは動きますし、今週も良い動きでした。コースはどこでも気にならないタイプですし、中山替わりも問題ありません。この馬の兄弟はみんな走っていますし、この馬も重賞を勝てる力はあると思っています。良い結果を出して、先週の妹(ロックディスタウン)の仇を取りたいですね」

ディープジュエリー

ターコイズSに向けて追い切りを行うディープジュエリー

サザナミ

ターコイズSに向けて追い切りを行うサザナミ

ワンブレスアウェイ

ターコイズSに向けて追い切りを行うワンブレスアウェイ