ムスカテールの半弟グロンディオーズが人気に応える完勝!…東京新馬

グロンディオーズ

2月12日(月)、1回東京6日目5Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、R.ムーア騎手騎乗の1番人気・グロンディオーズ(牡3、美浦・田村厩舎)が優勝。好スタートを切り、軽く仕掛けられながら先行集団で流れに乗る。道中は平均ペースで、直線に向いてからは徐々に進路を外に向けて、坂の手前から追い出される。ジワジワと着実に脚を伸ばして内の2頭を交わして最後は2馬身差を広げた。勝ちタイムは1:37.0(良)。

2着には2馬身差で6番人気・リュニヴェール(牝3、栗東・浅見厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・ホッコーエレノア(牝3、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

勝ったグロンディオーズの半兄ムスカテールは13年目黒記念(G2)を勝利、14年川崎記念(Jpn1)で2着もある。近親には重賞3勝のダイワカーリアン、03年東京スポーツ杯2歳S(G3)を勝利したアドマイヤビッグなどがいる。除外ラッシュが相次ぐこの時期の新馬戦、当初の予定から数週遅れてのデビューとなったが危なげなく勝利。陣営の期待通りステップアップできるのか注目が集まる。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「壮大な(仏)」。

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1着 グロンディオーズ(ムーア騎手)
「バランスが取れていて良い馬ですね。どのポジションからでも競馬が出来そうなタイプです。まだ弱いところがある分これから更に良くなってきそうですし、距離も2000くらいまでやれそうです」

2着 リュニヴェール(菱田騎手)
「勝ち馬をマークして良い位置で運べました。操縦性が高くて良い馬です」

3着 ホッコーエレノア(田辺騎手)
「落ち着きがあって性格が良いです。スタートも良かったですし、勝ちに行くには申し分のない競馬をしてくれました。トビが大きいので切れ味勝負になると分が悪いかもしれませんが、スタートセンスの良さでカバー出来ればと思います」

4着 タイセイアピール(大野騎手)
「物見をしながら走っていましたが、良いスピードがありますね。これなら距離を詰めてもやれそうです」

5着 アマイロ(福永騎手)
「初戦としては上手に競馬をしてくれました。気難しい面を持っていますが、今日はそれを出させないように乗りましたし、これなら次は更に上積みがあると思います」

  • グロンディオーズ
  • (牡3、美浦・田村厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:シェリール
  • 母父:サンデーサイレンス

グロンディオーズ
グロンディオーズ

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