【ダイオライト記念】ケイティブレイブが貫禄の押し切りで重賞7勝目!

ケイティブレイブ

3月14日(水)、船橋競馬場11Rで行われた交流重賞・第63回ダイオライト記念(Jpn2)(4歳上 定量 1着賞金3200万円 ダート2400m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気・ケイティブレイブ(牡5、栗東・杉山晴厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:34.8(稍重)。

2着に1馬身半差で2番人気・アポロケンタッキー(牡6、栗東・山内厩舎)、3着には2馬身差で3番人気・マイネルバサラ(牡5、美浦・松山将厩舎)が続いた。

好スタートを切ったのはマイネルバサラだったが、内からそれを制してケイティブレイブがハナへ。2頭から少し離れてアポロケンタッキーが追走し、JRAの3頭が後続を大きく引き離し馬群は縦長に。2周目向こう正面でアポロケンタッキーが動いて前を行く2頭に並びかけ、3コーナーでマイネルバサラが後退。
ここから人気を分けた2頭のマッチレースとなるが、手応えに勝るケイティブレイブがコーナーワークでアポロケンタッキーを振り切り単独先頭。そのまま押し切ってゴールに入った。

勝ったケイティブレイブは重賞7勝目で、いずれも違う競馬場での勝利。これで南関東4場全ての競馬場で重賞タイトルを手に入れた。また、2月一杯で定年となった目野哲也調教師から引き継いだ杉山晴紀調教師は、プレッシャーがかかる中で嬉しい重賞初勝利となった。
馬主は瀧本和義氏、生産者は新ひだか町の岡野牧場。馬名の意味由来は「冠名+勇士」。

【福永祐一騎手のコメント】
「非常にいいコンディションでしたね。フェブラリーS後ということで、タイトな間隔ではあったが、杉山調教師が上手く状態を整えてくれていました。返し馬で状態面の手応えを感じていて、かなりイケるんじゃないかと思っていましたよ。前走がフェブラリーSで1600mからの距離延長でムキにならないか心配でした。ペースもそんなに遅くはなかったのですが、いい集中力をキープしてくれました。周りも早めにはこないと思っていたのですが、アポロケンタッキーがいい勢いできたので、3コーナーでは馬も慌てるところもあったのですが、よくしのいでくれました。

転厩ということで、環境が変わることは難しい一戦だったと思いますが、馬も、スタッフも、杉山調教師もよく馬のことをわかってケアしてくれていました。跨っている僕は、いつもどおりのケイティブレイブといった具合で、乗ることができました。いい一戦だったと思います。この後、休養するということですが、今後も新しいチームと頑張っていきたいです」

  • ケイティブレイブ
  • (牡5、栗東・目野厩舎)
  • 父:アドマイヤマックス
  • 母:ケイティローレル
  • 母父:サクラローレル
  • 通算成績:28戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 18年ダイオライト記念(Jpn2)
  • 18年川崎記念(Jpn1)
  • 17年帝王賞(Jpn1)
  • 17年名古屋大賞典(Jpn3)
  • 16年浦和記念(Jpn2)
  • 16年兵庫チャンピオンS(Jpn2)
  • 16年白山大賞典(Jpn3)

ケイティブレイブ

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