【フラワーC】カンタービレが重賞初勝利!トーセンブレスの猛追を抑え込む

カンタービレ

3月17日(土)、2回中山7日目11Rで第32回フラワーカップ(G3)(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・カンタービレ(牝3、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.2(良)。

2着にはクビ差で3番人気・トーセンブレス(牝3、美浦・加藤征厩舎)、3着には2馬身差で4番人気・ノームコア(牝3、美浦・萩原厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたロックディスタウン(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は13着に敗れた。

モルフェオルフェが主導権を握る形。それに続くノームコア、メサルティム、バケットリスト、カラリエーヴァ、カンタービレが先行集団を形成。中団にはファストライフ、ロックディスタウン、インヴィジブルワン、キープシークレット、トーセンブレスと続き、最後方にウスベニノキミ、ノーブルカリナンという隊列。各馬がスピードを上げながら直線に入り、外差し有利な流れの中からカンタービレが楽々と抜け出し、大外からトーセンブレス、内で粘るノームコアの勝負。急坂を上がってからもトーセンブレスが詰め寄ったが、カンタービレが最後まで抑え込んだ。

勝ったカンタービレは、1戦目、2戦目と僅差の2着に敗れていたが、前走はスムーズな走りで2着に3馬身差の快勝。重賞挑戦の今回、返す刀で2連勝、賞金加算に成功した。角居勝彦厩舎は05年のシーザリオに次いで2勝目。馬主は石川達絵氏、生産者は浦河町の三嶋牧場。馬名の意味由来は「歌うように(音楽用語)」。

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1着 カンタービレ(M.デムーロ騎手)
「前走も良い勝ち方が出来ましたし、今日も自信を持っていました。スタートが良く良い位置を取れましたし、4コーナーではスムーズに外に出そうと思っていました。最後は良い脚を使ってくれました。前走はテンションが高かったですけど、今日は落ち着いていました。今日くらい落ち着きがあれば、もう少し距離が延びても大丈夫だと思います。テンション次第で距離はこなせると思いますし、この先も楽しみです」

  • カンタービレ
  • (牝3、栗東・角居厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:シャンロッサ
  • 母父:Galileo
  • 通算成績:4戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 18年フラワーC(G3)

カンタービレ
カンタービレ

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