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【天皇賞(春)】レインボーラインが壮絶な叩き合いを制してG1初制覇!
2018/4/29(日)

4月29日(日)、3回京都4日目11Rで第157回天皇賞(春)(G1)(芝3200m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の2番人気・レインボーライン(牡5、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:16.2(良)。
2着にはクビ差で1番人気・シュヴァルグラン(牡6、栗東・友道厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・クリンチャー(牡4、栗東・宮本厩舎)が続いて入線した。
好スタートを決めたヤマカツライデンがそのままハナへ。トミケンスラーヴァ、ガンコと続き、その外へシュヴァルグランが付ける。クリンチャー、レインボーラインは中団に構え、馬群は縦長に。レースが動いたのは2周目の向こう正面。ヤマカツライデンが大きくリードをとった後ろでサトノクロニクル、トーセンバジル、アルバートらがポジションを上げて2番手集団が大きな馬群となる。そして坂の下りでヤマカツライデンは馬群に飲み込まれ、ガンコとシュヴァルグランが並んで直線へ。
楽な手応えで先頭に立ったシュヴァルグランがガンコを競り落とし、リードを広げる。そこへ外からクリンチャー、内からレインボーラインが脚を伸ばして3頭の壮絶な叩き合い。最後にレインボーラインがクビ差シュヴァルグランを捕らえてゴールに入った。
勝ったレインボーラインは、阪神大賞典に続く連勝で、G1は10度目の挑戦で悲願の初制覇。管理する浅見秀一調教師は1998年にメジロブライトでこのレースを勝っていて、実に20年ぶりの2度目の勝利。鞍上の岩田康誠騎手も2008年にアドマイヤジュピタで勝っており、こちらは10年ぶりの天皇賞(春)制覇となった。
馬主は三田昌宏氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「虹の道」。
- レインボーライン
- (牡5、栗東・浅見厩舎)
- 父:ステイゴールド
- 母:レーゲンボーゲン
- 母父:フレンチデピュティ
- 通算成績:22戦5勝
- 重賞勝利:
- 18年天皇賞(春)(G1)
- 18年阪神大賞典(G2)
- 16年アーリントン(G3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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