【新潟大賞典】横並びの大激戦を制したのはスズカデヴィアス!重賞初V!

5月6日(日)、1回新潟4日目11Rで第40回新潟大賞典(G3)(芝2000m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の5番人気・スズカデヴィアス(牡7、栗東・橋田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.0(良)。

2着には3/4馬身差で9番人気・ステイインシアトル(牡7、栗東・池江寿厩舎)、3着には3/4馬身差で11番人気・ナスノセイカン(牡6、美浦・矢野英厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたトリオンフ(セ4、栗東・須貝尚厩舎)は4着に敗れた。

ハナに立ったのは内からラインルーフ。その離れた外にステイインシアトルが追走。先行集団の内目にナスノセイカン、その外にトリオンフ、2頭を前に見ながらスズカデヴィアスが追走。人気どころだとマイスタイルもこの一角。ステファノスは中団で脚を溜める。
3~4コーナーの半ばでステイインシアトルが動き出して先頭に立つ。直線では外に持ち出し、空いたスペースにナスノセイカンとスズカデヴィアスが揃って伸びてくる。横一列に広がった大激戦を抜け出したのがスズカデヴィアス。ほとんどの馬が33秒台前半の脚を使ったため隊列に大きな変化はなく、前目、内目で運んだ3頭が上位に食い込んだ。

勝ったスズカデヴィアスは、これまで重賞で4度の馬券圏内など善戦止まりで来ていたが、7歳にして待望の重賞タイトルを掴んだ。半妹レイホーロマンスは18年愛知杯(G3)で2着、中山牝馬S(G3)で3着などの活躍を見せている。
馬主は永井啓弍氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「冠名+近親馬ドクターデヴィアスより」。

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  • スズカデヴィアス
  • (牡7、栗東・橋田厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:スズカローラン
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:33戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年新潟大賞典(G3)


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