【ヴィクトリアM】いずれもG1実績十分! 関東馬3頭の1週前追い切りコメント

アエロリット

戸崎騎手を背にしたアエロリット

■日曜東京11レース・ヴィクトリアM(G1)1週前情報

【5/2追い切り】

アエロリット(牝4、美浦・菊沢厩舎)・前走=中山記念2着
戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.8-38.3-12.4秒をマーク。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「馬格が大きな馬ですが、すごく素軽い走りをする馬だなと感じました。今週の追い切りでは途中でフワッとするところがあったので、その辺りを見て自分なりの感触を加えました。陣営から元気が良いと聞いていましたが、落ち着いていてコントロールもききましたし余計なこともしていませんでした。これまでのレースを見ていて躍動的であまり牝馬らしくない走りをする馬だと思っていましたが、実際に乗ってみてパワーもありますね。イメージは掴めましたし、レース当該週の追い切りは乗らなくてもいいと先生から言われました。順調にきていて良いと思います」

ソウルスターリング(牝4、美浦・藤沢和厩舎)・前走=阪神牝馬S10着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.1-54.7-40.1-12.5秒をマーク。

【津曲助手のコメント】
「前走は、道中スローで極端に上がりが速い競馬になってしまいましたからね。それでもこの馬自身はしっかり脚を使っていましたし、もっとペースが流れていれば違ったと思います。今回はG1ですし、締まった流れになると思います。1週前追い切りは、しっかり溜めのきいた走りができていました。今回は長めに乗ったり調教方法を変えたりと調整過程を工夫していますが、その効果も感じられます。ここでも能力は上位でしょう。マイルで使うのは初めてですが、これまでも東京コースで実績を残していますし、東京1600は合う舞台だと思います」

【5/3追い切り】

リエノテソーロ(牝4、美浦・武井厩舎)・前走=高松宮記念14着
吉田隼人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.1-69.6-54.6-39.7-12.8秒をマーク。

【武井亮調教師のコメント】
「1週前追い切りは、馬場が重いなかでもしっかり走れていました。ジョッキーの話では、前走で1200を使っている分5ハロンに入る前まではハミを噛むところがあったようですが、その後は上手くハミが抜けていましたし今回1600に戻しても大丈夫だと思います。上がりの息も良かったですし、ここまで思い通りに調整できています。前走は1200のトップクラスと戦って結果は14着でしたが、ブリンカーを着けていたとはいえ楽についていけましたし、スピードがあるところは見せてくれました。あのときは馬の状態も上がり調子の段階でしたし、今回は状態が上がり切るだろうと思います。

今回はブリンカーは外す予定です。センスがある馬なので府中よりも中山のようなコースの方が上手に走れるかもしれませんが、去年のNHKマイルカップも良い時計で走っていますし牝馬限定戦は断然良い条件ですからね。今は馬に落ち着きが出てきましたし、輸送のタイミングはこれから考えていきます。カイ食いを維持するために金曜日に輸送するかもしれません」

ソウルスターリング

復活が待たれるソウルスターリング

リエノテソーロ

落ち着きが出てきたリエノテソーロ