東京5勝目!ダイワキャグニーが人気に応える!…メイS

ダイワキャグニー

5月19日(土)、2回東京9日目11Rでメイステークス(芝1800m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ダイワキャグニー(牡4、美浦・菊沢厩舎)が優勝。五分のスタートから逃げ・先行馬を見ながら中団待機。3~4コーナーで馬群が密集し、その中でジッとしたまま直線へ。外目を通っていたことで進路確保はスムーズで、仕掛けられると余裕ある脚色でジワジワと進出し、坂を上がったところで一気に抜け出してそのまま押し切った。勝ちタイムは1:45.6(良)。

2着には半馬身差で5番人気・ストーンウェア(牡6、栗東・吉田厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・サトノアーサー(牡4、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

勝ったダイワキャグニーは、これで東京競馬場で5勝目。3歳時には日本ダービーで14着に敗れはしたものの、古馬相手の毎日王冠(G2)で僅差の4着、キャピタルS(OP)を勝利。前走の東京新聞杯(G3)でも3着と好成績を残していた。この後、エプソムC(G3)などの出走があれば注目したい存在だ。近親には04年北九州短距離S(OP)を勝利したフサイチオーレ、半兄にオープンクラスまで勝ち上がったミエノワンダーがいる。馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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1着 ダイワキャグニー(菊沢調教師)
「時計も速かったですし、強い内容でした。道中はペースが速いか遅いか分かりませんでしたが、あの位置だったので見ていて不安でした。馬込みを割って狭いところから伸びてくれましたし、今までとは違う形で脚を使ってくれて収穫がありました。勝てなければ次は降級戦になりましたが、勝てたのでエプソムカップを視野に入れていきます」

2着 ストーンウェア(蛯名騎手)
「勝ち馬の後ろを通って、最後もよく伸びています。もう少しギアチェンジのスピードが上がれば、アッサリ交わせていたかもしれません。今日は少し促しながらの追走でしたし、距離はもう少しあっても良さそうです。いっときの走れていない頃に比べて馬が良くなっていますし、このクラスでも十分やれると思います」

3着 サトノアーサー(ボウマン騎手)
「最後の切れがもうひとつだったのは、距離が長かった影響かと思います。今日は周りに馬がいないところでもハミを噛んだり止めたりと、無駄なことをしていました。距離を短縮すればそのような無駄な行為が減りますし、その意味でもマイルくらいが良いのではないかと思います」

4着 バーディーイーグル(三浦騎手)
「良い位置にハマッてガマンができましたし、終いも良い脚を使ってくれました。ハンデも良かったですけど、長期休養明けでこれだけやれるのは力のある証拠だと思います」

5着 アストラエンブレム(内田博騎手)
「東京は直線が長いですし、焦らず内を回りました。直線で上手く進路があいてヨシと思いましたが、伸び切れませんでした。それでも休み明けを考えれば良い内容だったと思います。今日はスタートを上手く出られましたし、次も出てこの馬のリズムで走れれば良いと思います」

  • ダイワキャグニー
  • (牡4、美浦・菊沢厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:トリプレックス
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:10戦5勝

ダイワキャグニー
ダイワキャグニー

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