【セレクトセール1歳馬】売上総額96億円で史上最高を更新!

セレクトセール

9日、競馬関係者、ファンが注目の日本最大級の競走馬セリ「セレクトセール2018」が、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われ、初日の1歳馬部門が終了。

落札総額は96億7450万円で昨年の86億3450万円を10億以上上回った。1頭平均価格は4585万円で、昨年の3997万円を上回っている。上場頭数は233頭で、落札率は90.6%。

【吉田勝己社長のコメント】
「(落札総額や売却率をみて)事前に下見にこられるお客様も多かったので、すごいことになるのだろうと思っていましたが、セリ開始当初の勢いをみて、これは思っていた以上にすごいことになったな…と思っていました。落札総額もセリ中盤は、去年と同じくらいかと思ったら、増えていますからね。

ディープインパクト産駒に限らず、特にいい馬が高かったですね。今までとは違った傾向のセリだったと思います。それは馬をずいぶん見てくれたからじゃないでしょうか。ディープ産駒は見た目自体が小さいですし、今までは周りが走るからというところもあったと思いますが、今年はいい馬が高かった、という印象ですね。ハーツクライが一番高いんじゃないでしょうか?ジャスタウェイもそうですよね。ワールドエースやカレンブラックヒルなどまだ実績のない種馬も高かったですよね。

あすも馬は揃っていますし、ドゥラメンテなど新しい種馬もいます。ディープはおす馬が出てくるのが遅かったので、1歳になれば出てくると思いますけどね。本当に最高のセリだと思いますよ。世界のどこに出しても、これほどの売却率はない、活発なセリだと思います。外国人の方も相当、いっぱい来てくれたけど、買えたなかったようで…(苦笑)。『すごいね、すごいね』と声をいただけましたが、明日も来てくれると思います。最初に来ると、驚いてしまうかもしれませんね。それだけ日本の馬って上がっていると思いますよ。でも、外国人の方もいらしてくれてありがたいですね」

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