ディープ産駒決着!3歳馬グローリーヴェイズが内から一気に差し切る!…佐渡S

7月28日(土)、2回新潟1日目11Rで佐渡ステークス(芝2000m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・グローリーヴェイズ(牡3、美浦・尾関厩舎)が優勝。決して良いスタートではなかったが、長い向正面を内を通りながら徐々に進出。離れた逃げ馬がいる4番手を追走。直線に向いてから仕掛けられると一気に加速して横並びの内から差し切り、最後まで並ばせることはなかった。勝ちタイムは1:56.6(良)。

2着には1馬身1/4差で9番人気・ベアインマインド(牝5、美浦・加藤征厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・アッフィラート(牝5、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。このレースに出走していたディープインパクト産駒が上位を独占した。

勝ったグローリーヴェイズは、きさらぎ賞(G3)で2着、京都新聞杯(G2)で4着など、クラシック戦線には乗り切れなかったが、古馬相手の1600万下でこれだけの勝ちっぷりなら秋以降も楽しみな1頭。近親には08年川崎記念(Jpn1)勝利などダート戦線で息の長い活躍を見せたフィールドルージュがいる。馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は洞爺湖町のレイクヴィラファーム

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1着 グローリーヴェイズ(M.デムーロ騎手)
「強かったですね。思っていた通り、馬が大人になっていました。以前はゲートでイライラしていましたが、今日はちゃんと出てくれました。直線でもしっかり伸びてくれました」

2着 ベアインマインド(大野騎手)
「ペースが速かったですけど、楽に追走できたことは大きかったですね。最後まで渋太く頑張ってくれました」

3着 アッフィラート(戸崎圭騎手)
「スタートを上手く出てくれて、いつもより良い位置で競馬ができました。多少気分良く走っていきそうでしたがガマンのきく範囲でしたし、こういう競馬ができるなら距離を短くした方が決め手が生きるかもしれません」

4着 サンティール(福永騎手)
「最後はジリジリでした。今日はペースが流れていましたし、時計が速過ぎました」

5着 コパノマリーン(丸田騎手)
「ゆっくり行く競馬を教えている最中ですが、今日はゲートを出過ぎてしまいました。それでも何とかガマンはしてくれましたし、最後は少し甘くなりましたが道中にリラックスして走れるようになれば更にやれると思います」

  • グローリーヴェイズ
  • (牡3、美浦・尾関厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:メジロツボネ
  • 母父:スウェプトオーヴァーボード
  • 通算成績:5戦2勝


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