【ヴェルメイユ賞】カイトサーフが最後方から大外一気の差し切り勝ち!

カイトサーフ

9月16日(日)、フランスのパリロンシャン競馬場でヴェルメイユ賞(G2)(3歳上牝 1着賞金約4480万円 芝2400m)が行われ、ミカエル・バルザローナ騎手カイトサーフ(牝4、仏・A.ファーブル厩舎)が勝利。

2着はマジックワンド(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)、3着はザルカミヤ(牝3、仏・A.ドゥロワイエデュプレ厩舎)が続いて入線した。

勝ったカイトサーフは父ドバウィの産駒でイギリスの生産馬。昨年3月13日にデビューすると、一貫して2000m以上の距離に使われており、昨年6月のロワイヨーモン賞で重賞初勝利。前走、8月19日にドーヴィル競馬場で行われたポモーヌ賞(芝2500m)で重賞3勝目を挙げていた。ここまでG1の舞台では、結果を残すことができていないが、凱旋門賞の前哨戦を制し、今後の活躍が期待される。

馬主はゴドルフィン、生産者はイギリスのPeter Winkworth。騎乗していたバルザローナ騎手はデビューから14戦全てで手綱をとってきたパートナーを導き、ヴェルメイユ賞初勝利。

ヴェルメイユ賞はフォワ賞、ニエル賞と同日に行われる凱旋門賞前哨戦の一つとして知られている一戦。ザルカミヤの母ザルカヴァや日本の競馬ファンにも知られるトレヴなども、このレースをステップに凱旋門賞を制している。

カイトサーフ
(牝4、仏・A.ファーブル厩舎)
父:Dubawi
母:shimmering surf
母父:Danehill Dancer
通算成績:14戦5勝
重賞勝利:
18年ヴェルメイユ賞(G2)
18年ポモーヌ賞(G2)
18年アレフランス賞(G3)
17年ロワイヨーモン賞(G3)

カイトサーフ

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