Jpn1馬も輩出Malibu Moon産駒マドラスチェックが逃げ切り!…東京新馬

マドラスチェック

11月4日(日)、5回東京2日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、北村友一騎手騎乗の3番人気・マドラスチェック(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。一番のスタートを切ってそのままハナに立つ。マイペースに持ち込み手応え抜群で直線へ。後続の手が動き始める一方で、坂を上がったところでようやく仕掛ける。内から2着馬がしぶとく詰め寄ってきたが、最後まで危な気なく押し切った。勝ちタイムは1:37.2(良)。

2着にはクビ差で5番人気・クリッパークラス(牝2、美浦・武市厩舎)、3着には3馬身半差で9番人気・サバイバルトリック(牝2、美浦・根本厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたヴァイオリンソナタ(牝2、栗東・矢作厩舎)は9着に敗れた。

勝ったマドラスチェックはカナダ産で、父Malibu Moonの産駒には11年北海道2歳優駿(Jpn3)、全日本2歳優駿(Jpn1)を連勝したオーブルチェフがいる。馬主は吉田和子氏、生産者はカナダのChristine Katherine Hayden

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1着 マドラスチェック(北村友騎手)
「返し馬、ゲート、レース、全てが優等生という感じでした。上手に走ってくれましたし、直線でもよく反応してくれました。これから更に上積みが見込めそうです」

2着 クリッパークラス(石川騎手)
「上手に競馬をしてくれました。最後は狭くなりましたが、良い脚を使ってくれました。東京コースも合っていますし、すぐにチャンスがくると思います」

3着 サバイバルトリック(野中騎手)
「周りの馬を気にするところがあって、前半で他馬に前に入られて頭を上げるような格好になりました。3コーナー辺りで馬群に入ったときもハミを取ってくれましたし終いも良い脚を使ってくれたので、スムーズに流れに乗れるようになれば更に良いと思います」

4着 ナムラブル(北村宏騎手)
「ゲートは慣れてくれば出ると思います。馬群に取りつこうとすると気を遣って入っていきませんでしたが、慣れてきたら走りのフォームもしっかりしてきました」

5着 トーアコルレオーネ(松岡騎手)
「周りの馬を気にして、道中は気を遣って走っていました。4コーナーでは1回ハミを取ってくれましたが、直線で追い出すとまた気を遣うところを見せていました。経験が必要なタイプですが、能力はありますね」

9着 ヴァイオリンソナタ(藤岡康騎手)
「スタートを上手に出て良い位置で運べましたが、あのペースでも道中は仕掛け通しでした。ポテンシャルは感じますが、使いながらかと思います」


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