【ジャパンC】古馬制圧へ! アーモンドアイら関東馬3頭の1週前追い切りコメント

アーモンドアイ

初めて古馬との戦いに挑むアーモンドアイ

■日曜東京11レース・ジャパンC(G1)1週前情報

【11/15追い切り】

アーモンドアイ(牝3、美浦・国枝厩舎)・前走=秋華賞1着
C.ルメール騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.9-51.3-37.6-12.9秒をマーク。

【国枝栄調教師のコメント】
「1週前追い切りは前に2頭置いてやりました。他の厩舎の馬がいない時間帯でスムーズでしたし、ジョッキーも順調だと話していました。秋華賞の前も良い状態でしたが、今回も良いですし馬が落ち着いていることが1番です。秋華賞前の最終追い切りは坂路でやりましたが、基本的にはコース追いが1番だと思っていますし今回の最終追い切りはルメール騎手に乗ってもらってウッドでやる予定です。精神面でも段々とメリハリが出てきて、余計なところで暴れなくなりました。前走も1回しか手前を替えていませんし、少しずつ馬がしっかりしてきました。

エリザベス女王杯もありましたが、また関西圏へ輸送することになりますし、牝馬同士で戦うよりも更なるチャレンジをということでジャパンカップに向かうことにしました。オークスのときは、スタートをポンと出て少し行くような面を見せましたが、前走を見ると今ならポンと出てもスッと落ち着けるのではないかと思います。古馬相手でも五分にやれるのではないか、と思っています」

【ルメール騎手のコメント】
「1週前追い切りでは反応だけ確認したかったですけど、すごく良かったです。追い切り前もとてもリラックスしていましたし、追い切り後もすぐに息が入っていました。道中の折り合いも良かったです。フットワークも良くなっていて、手前をそれほど替えることもなく1回替えただけでしっかり走れていました。前走はコース形態も難しいレースでしたし、逃げ馬との差が10馬身くらい離れていましたからね。それでもラスト300メートルくらいで届きました。フルパワーで走りましたが、今は疲れはありませんし調子は良いです。

前走の秋華賞は休み明けでしたし、まだトップコンディションではありませんでした。今後はトップコンディションに持っていけるでしょうし、ジャパンカップでベストコンディションに 戻っていれば大きな結果を出すことができます。オークスの走りがとても良かったですし、レースのときはリラックスしていて乗りやすいので距離2400でも大丈夫です。今回は古馬と初対戦になりますが、彼女は特別な馬なのでいけると思います。レース当該週も追い切りに乗る予定です」

サトノクラウン(牡6、美浦・堀厩舎)・前走=宝塚記念12着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.2-69.2-54.2-39.3-13.0秒をマーク。

【森助手のコメント】
「他の馬と比べて、1週前追い切りといては控え目の内容でした。あまりやり過ぎると良くないタイプですし、その辺りを考慮しながら調整しています。若干動きは重かったですけど、これで変わってきてくれればと思います。気持ちの面も含めて、この中間は馬の気持ちに合わせることに重点を置いて調整しています。東京、中山への輸送でも体が減るタイプの馬ですが、今週頭の時点で510キロくらいあるように若干太めです。今週と来週の追い切りで、上手く整えていければと思っています」

ミッキースワロー(牡4、美浦・菊沢厩舎)・前走=札幌記念13着
横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.6-67.4-52.5-39.0-13.1秒をマーク。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「1週前追い切りはズブさは出ていましたが、ゴーサインを出せばしっかり反応していましたしケロッと走っていました。前走で洋芝と久々の競馬を使ったことで疲れが長引きましたが、今は体調は戻っています。今回は相手が強いですし、胸を借りるレースになりますが、左回りを試したかったこともあってここを目標にしました。ただ大阪杯では暑さで直前に体調がもうひとつという感じになったものの、それでいてあれだけやれましたし普通ならここでもやれる手応えはあります。この先どんどんステップアップしていければ良いですね」

サトノクラウン

中間は控えめな調整のサトノクラウン

ミッキースワロー

ステップアップを目論むミッキースワロー